水のコラム

お風呂のシャワーから水漏れ!自分でもできる修理方法

2020年07月03日  お風呂の水漏れ


ずっと止まらないお風呂での水漏れ。シャワーからポタポタ少しずつ落ち続ける水を見たら、水道代も気になってしまいますよね。水漏れは放っておいても直ることはないので、早めの修理が必要です。
今回はお風呂のシャワーから水漏れが起きたときの原因と修理方法についてご紹介します。

シャワーで水漏れが起きる場所はここ!

シャワーは水栓からホースが繋がっていて、その先にシャワーヘッドと呼ばれるシャワー本体が接続されています。そのためシャワーの水漏れはさまざまな部分で起こります。シャワーからの水漏れを疑ったときは、どの部分からの水漏れなのかチェックしてみましょう。

シャワーヘッド
直接手に取って使用するシャワー本体から水漏れするときには、確認しておきたいことがあります。湯水を止めてもシャワーの吐水口から水が漏れている場合は、ヘッド部分を上に向けてみましょう。もし上に向けてみて止まったのならば、ホースやヘッド内に残っていた水が流れ出ているだけなので修理の必要はありません。そのままシャワーフックにかけておいても自然に水は止まりますが、気になる場合はヘッド部分を下に向けて水を出し切っておいてもいいでしょう。

それでも水が止まらずポタポタ出続けるようであれば、水栓本体の給水バルブや切り替えバルブなどが原因の可能性もあります。
シャワーを使っているときに吐水口などから、不自然に湯水が漏れ出す場合はシャワーヘッド本体の破損も考えられます。

シャワーホース
シャワーホースにもさまざまな種類がありますが、その中でも多く使われているのが白っぽい塩化ビニル製のものです。柔らかく肌に当たっても痛くないので重宝されていますが、経年劣化により破損することもあります。ホースの途中から水漏れしているというときは、傷や穴が開いていないか確認してみましょう。

接続部分
シャワーはヘッドとホース、ホースと水栓本体といった具合に複数のパーツが組み合わせられています。これら接続部分からの水漏れは最もよくあるトラブルといえるかもしれません。

シャワーの水漏れ修理法

シャワーヘッドとホースの接続部分は、大抵手で回すと簡単に取れる仕組みになっています。ヘッド本体が破損している場合は、ここから外して新しいものと交換しましょう。

接続部分には水漏れを防ぐためにゴム製のパッキンが入っているのですが、接続部分からの水漏れはこのパッキンの劣化がほとんどです。
白っぽくなっていたり、亀裂が入っていたり、酷いときにはボロボロとゴムが崩れることもあります。パッキンはホームセンターなどで購入できるので、必ずサイズのあったものを選ぶようにしましょう。
新しいものと交換したらシャワーヘッドを元に戻して完成です。

シャワーホースが水栓本体と接続している部分から水漏れしている場合は、パッキンの劣化かエルボというL字の金具の劣化が考えられます。この部分を外すためにはモンキーレンチなどの工具があった方が便利でしょう。どちらも部品を交換するだけです。
エルボには90度回すとかぎ爪で接続される「かぎ爪タイプ」と、根元まで回し込む「ねじ込み式」の2種類があります。自宅のシャワーホースの接続に使われているタイプに合わせて、新しいものを選ぶようにしてください。

エルボは金属製ですが古いものには樹脂製のタイプもあります。水栓側とは相互性があるようですが、ホース側に相互性がないので樹脂製のエルボが破損したときにはホースごと交換する必要があります。

シャワーホースが劣化などで破損しているときは破損部分を修理することで、また使うこともできます。市販されている「自己癒着テープ」を使うと便利です。このテープは粘着剤を使ったテープではなく、引き延ばしながら使うことでテープ同士が密着して一体化する性質を持ったテープです。一度密着させたらカッターなどで切らないと取り除くことはできません。防水にも優れているのでお風呂場のホースの修理にはぴったりです。しかしあくまで応急処置なので、ほかの部分まで破損しないうちに新しいものと交換することをおすすめします。

シャワーホースを交換するときは、ホースの口径が同じものを選ぶようにしましょう。販売されているホースには口径を書いていない場合もあるので、古いホースを持って行って比べてみるといいかもしれません。
ヘッドとホースの接続部分がさびなどで固着して動かないときは、ホース付きのシャワーも販売されているのでそういったものを購入するようにしましょう。

水栓本体の修理が必要な場合

湯水を止めてもシャワーからポタポタと出続けるようなときは、水栓本体の給水ハンドルや切り替えハンドルの故障かもしれません。お風呂で使われる水栓にはさまざまなタイプがあり、タイプによって修理する部分は変わっていきます。

お湯と水を自分で混ぜながら使う「2ハンドル混合水栓」
2ハンドル混合水栓には切り替えバルブがついていないものもあり、その場合は給水バルブのパッキンの劣化なども考えられます。ハンドルを外し、中にあるコマパッキンを交換してみましょう。

切り替えバルブがある場合はバルブの劣化も考えられます。切り替えバルブは水回り用のシールテープで応急処置をすることができます。
ハンドル部分はネジで留まっているのでドライバーで外しましょう。ハンドルの中の部品は固く締め込まれているので、切り欠き部分にマイナスドライバーの先を当てドライバーの柄の部分を木槌などでたたいて回します。切り欠きの入っていた部品を外すと軸のようなものが見えるので、軸の奥にシールテープを巻きます。同じように切り欠きのついている部品にもシールテープを巻きましょう。どちらも2~3回程度巻くだけで十分です。
元に戻し動きに問題がなければネジを止めて完成です。
シールテープは一時的な応急処置なので、また水漏れがすることもあります。水栓自体の劣化も考えられるので専門業者に相談してみることをおすすめします。

温度調節機能がついた「サーモスタット混合水栓」
この水栓の場合は開閉バルブユニットの劣化が考えられます。部品はメーカーから取り寄せる必要があるので、少し手間がかかるかもしれません。交換はさほど難しくなく、工具なども必要ないものがほとんどですが、設計図などを見ながら交換する方が安心かもしれません。型番がわかればメーカーのホームページなどで、設計図や展開図を調べることもできます。

1つのハンドルで湯水の切り替えや止水・吐水ができる「1ハンドル混合水栓」
浴室ではあまり見かけないタイプの水栓です。シャワー付きのタイプは特殊なものもあるので、水漏れの際は専門業者に相談することをおすすめします。

水のトラブルは早めに解決!

水回りは毎日使うものなので、トラブルに見舞われると本当に困りますよね。一刻も早く修理したいというときはプロの業者に依頼してみましょう。

大津市、彦根市、守山市、甲賀市など滋賀県全域の水のトラブルに駆けつけているしが水道職人は、緊急メンテナンスにも対応しております。24時間365日いつでも受付しておりますので、水回りのトラブルをいち早く修理したいときには是非お気軽にご連絡ください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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