水のコラム

蛇口を交換するメリットと交換方法!

2022年06月29日  水回り

「どうやって蛇口を交換すればいいの?」と疑問に思っていませんか?

蛇口はホームセンターやネット通販でも気軽に交換できるので、道具はすぐに揃えられます。しかし、はじめての蛇口交換だと手順がわからなくて迷ったり、何が必要なのかわからなくて困ることもあるでしょう。

そこで今回は蛇口を交換する方法をご紹介します。蛇口を交換するメリットも併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

蛇口交換のメリット

蛇口を交換することで3つのメリットが得られます。それぞれのメリットについて詳しく紹介していくので、参考にしてみてください。
▪︎水回りのイライラの解消につながる
蛇口の調子が悪いと、ほんの些細なことでもイライラを感じませんか?例えばシャワーの水圧が弱くてイライラしたり、ハンドルの方から水漏れして蛇口からなかなか水が出て来なかったりなどなど。水回りのイライラは挙げればキリがありません。
皆さんも水回りのイライラを経験したことが多いのではないでしょうか?特に家事や仕事が忙しい時に水回りの不調が出れば、その後のパフォーマンスにも影響する場合があります。
イライラを解消すれば毎日の生活も余裕を持ってできるようになるでしょう。蛇口を交換すればハンドル部分から水漏れしたり、水圧が弱くなったりなどのイライラから解消されます。
▪︎節水につながる
蛇口を交換することで節水につながることがあります。特に「センサー水栓」や「セルフストップ」の機能が付いている蛇口だと、水を使っていない間はこまめに蛇口をしめてくれるので、水の量を自然に減らすことができるのです。
キッチンや洗面台など、その場所に適した蛇口に交換すれば、今まで無駄にしていた水を節水できるというメリットがあります。
他にも最近では節水タイプの水栓が新しく誕生しています。今使っている蛇口を交換するだけで、年間で数千円も水道代が安くなる場合があるので、節約を心がけている家庭にもぴったりだといえます。
▪︎家事の負担が減らせる
蛇口を交換することで家事の負担の軽減にもつながる場合があります。最近ではタッチレス水栓が普及し始めています。タッチレス水栓とは蛇口をひねって水を出すものではなく、レバーのセンサーに手をかざすことで水が出る仕組みになっているものです。
手が汚れていてもかざすだけで水を出したり止めたりできるので、蛇口が汚れる心配がありません。濡れた手で触ることもないので、蛇口に水垢がつくことも防げるのです。
また、キッチンだけではなく、洗面台で洗顔する際も手をかざすだけで水を出したり止めたりができるので、蛇口周りが汚れる心配がありません。水はねも防げるので、キッチンや洗面台の掃除の手間も大きく減らせるでしょう。

蛇口交換の準備・用意するもの

蛇口を交換する前に、種類を確かめておきましょう。蛇口には大きく分けて台付混合水栓と壁付混合水栓の2種類があります。違う種類の蛇口に交換できないので、まずは自分の家の蛇口の種類を確かめることが大切です。
台付混合水栓とは浴槽など台の上に取り付けられている種類のものです。台の真下にある点検口を開けると給水管があります。
壁付混合水栓はその名の通り、壁に取り付けられているタイプの蛇口です。給水管は蛇口の後ろに接続されています。
また、蛇口を交換する際は工具が必要になるので事前に準備しておきましょう。必要な工具はホームセンターやネット通販で揃えられます。

必要な工具 用途
レンジ ナットの取り外しや取り付け、給水管の取り付けに使用する
プラスドライバー ネジを回すのに使う
マイナスドライバー 止水栓を回すのに使う
シールテープ 壁付混合水栓を取り付ける際に使用する

蛇口の交換方法

それではここからは蛇口を交換する手順をご紹介します。台付混合水栓と壁付混合水栓の2種類に分けて説明していくので、交換する蛇口のタイプに合わせてチェックしてみてください。
▪︎台付混合水栓の場合
台付混合水栓の蛇口を交換する際は、蛇口の真下にある点検口を開いてから作業しなければいけません。+ドライバーでネジを開けて、点検口の蓋を開けましょう。
まずは水道の元栓を閉めて、水栓の下にあるパネルが固定されているネジを緩めて取り外しましょう。
パネルを外すと給水管が見えるので、レンジでナットを緩めて取り外してください。水栓本体の取り付け足からナット、ワッシャ、パッキン、それぞれの部品を外し、給水管も取り外します。
古い水栓を引き抜き、新しい蛇口を差し込みます。後は元の手順で部品を取り付けて、水栓を固定するだけです。手順や部品の組み立て方を間違えないように、写真を撮りながら分解していくと良いでしょう。
▪︎壁付混合水栓の場合
壁付混合水栓の蛇口を交換する際は、まず止水栓を閉めます。次に水栓を取り付けているナットを緩めて、水栓を取り外してください。両側のクランクをハントケ周りに手動で回し、こちらも取り外します。
配管内に汚れが溜まっている場合は、使い古した歯ブラシなどで落としましょう。また、この際クランクを時計回りに回して、何回転で取り付けできるかを確認しておいてください。
次に、クランクにシールテープを密着させるように6周程度巻きつけていきます。
次に先ほど確認した回転数より1回転少なく回してクランクを設置します。反対側のクランクは途中で止めて、クランクが「への字」につながるように設置してください。
後は両側のナットを閉めて、水栓を取り付けるだけです。止水栓を開いて水を出し、水漏れが起きていないか確認したら完了です。

蛇口交換が難しい場合は業者に相談しよう

「自分で蛇口を交換するのは不安」と考えている人は、業者に依頼しましょう。業者に依頼することで費用はかかりますが、スムーズに交換してくれます。
蛇口にも細かな部品がたくさん付いています。1つでも部品が欠けると水漏れや故障の原因にもなるので、自分で修理する際はなくさないように充分注意しなければいけません。
また、部品の場所や順番を間違えるとうまく取り付けできないので、自分で修理するのは大変です。どうしても自分で修理する際は、写真や動画などで撮影しながら行うと良いでしょう。
お風呂の蛇口交換は不具合などが発生しやすいです。業者に頼んだほうが安全に、スムーズに蛇口を交換してくれるでしょう。
水道業者に依頼するポイントとしては、夜間に頼まないこと、自宅から近い業者に依頼することが大切です。夜間に頼むと夜間料金が加算されますし、自宅から遠い水道業者だと出張料金が高くついてしまいます。
上記の2点を意識して業者に依頼すれば費用を安く抑えることができます。
加えて実績や口コミもチェックしておくと良いでしょう。信頼のない水道業者に依頼すれば、高い請求をされてしまうリスクがあります。水道業者の評判や口コミをチェックして、信頼できるところに依頼しましょう。業者に依頼すれば交換作業の途中で失敗してしまったときでも、水漏れの被害が大きくなったときでも迅速に対応してくれます。

まとめ

今回は蛇口を交換する方法やメリットをご紹介しました。蛇口を交換する際は免許や資格などはいらないので、誰でも交換できます。蛇口はホームセンターやネット通販でも購入できるので、安い費用で交換できるでしょう。
蛇口を交換することで日常生活のイライラを解消できますし、水道料金の節約にもつながります。少しでも不具合が起きているなら、蛇口の交換を検討してみると良いでしょう。
しかし、自分で交換する際は水漏れなどのリスクが伴うので十分に注意しなければいけません。交換する上で配管が傷つけば、より被害を大きくしてしまう可能性もあります。
少しでも不安に感じた場合は、業者に依頼すると良いでしょう。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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