水のコラム
キッチンのシンクはなぜ水漏れする?原因と確認方法【水道職人:公式】
水まわり設備には水漏れというトラブルがつきものです。
しかしキッチンのシンクは水で濡れていることが多く、シンクを使った後の水滴なのか、水漏れなのかが判断できないことがあります。
シンクは水を常に使う場所であるからこそ、水漏れに気が付くのが遅れると、キッチンまわりの床の腐食など、大きなトラブルに発展する恐れがあります。
そのため、シンクの水漏れは早急に気が付くことが求められるのです。
今回は気が付きにくいシンクの水漏れの原因や、水漏れの確認方法についてご紹介します。
シンクが水漏れする原因
シンクの水漏れは給水管(水道管)の破損や給湯管の破損、排水管まわりの破損、シンク本体の破損などで起こります。
給水管や給湯管の破損
キッチンの下には、給水管や給湯管が引かれており、キャビネットの中などを通り、シンクの蛇口につながっているのです。
キッチンに引かれた給水管や給湯管が、経年劣化、地震などによる影響を受けて破損すると、シンクの周辺で水漏れすることがあります。
また給水管や給湯管は、シンクの下にあるキャビネットの中にむき出しで設置されていることがあるでしょう。
キャビネットの中にある物を取り出したり片付けたりした際に傷付けてしまったり、給水管や給湯管を引っ張ってしまい破損することもあるのです。
さらに、給水管や給湯管の先に接続した蛇口との接続部分の劣化、蛇口の破損によって、シンクで水漏れすることもあります。
排水管まわりの破損
シンクの中やシンクの下から水漏れしている場合、排水管、排水トラップが破損している可能性があります。
また排水管の接続部分が緩むことでも、排水管から水漏れすることがあるでしょう。
排水管まわりの水漏れは、破損ではなくつまりが原因である、ケースもあります。
シンクの排水管は、油汚れや石けんかすなどが付着し、つまりやすい環境です。
食べ物の欠片を流してしまったり、食べ残しを流してしまったりすることで、排水管の中につまってしまうこともあるでしょう。
つまることで排水が正常に行えなくなり、シンクの中で排水が溢れてしまうこともあるのです。
シンク本体の破損
シンクに亀裂が入ったり、硬い物を落として凹んだりすることで、水漏れすることがあります。
シンクの素材にはステンレスや人工大理石が使われており、ステンレス製のシンクは約15年前後、人工大理石製のシンクは約20年前後が耐用年数だと言われています。
耐用年数を超えたシンクは、亀裂などが発生しやすく、水漏れするリスクが高まるでしょう。
また耐用年数を超えたシンクは汚れがたまりやすく、サビが目立つようになることもあります。
汚れがたまっている部分はカビが繁殖しやすく、サビている部分は脆くなっており破損しやすい状態です。
汚れやサビが原因で排水管がつまり、排水が逆流することもあるでしょう。
水漏れしているかを確認する方法
シンクの中の水滴は、水道を使った後に残った水滴ということもあります。
水漏れかどうか、シンクの中を見ただけでは判断できないため、水漏れが疑われる場合は、水漏れしそうな場所を確認し、水漏れしている場所を特定しましょう。
シンクの下を確認
シンクの下にあるキャビネットの中を確認することで、給水管や給湯管から水漏れしていないかを見られます。
給水管や給湯管に亀裂が入っていないか、穴が空いていないかを目視で確認し、手で触ってください。
目視で気が付かないような損傷も、手で触れば気が付くことがあります。
濡れているときや湿気っぽさを感じるときは、水漏れしている可能性があるでしょう。
またキャビネットに入っている物を取り出し、底面に水滴や濡れた形跡、カビが発生していないかも確認しましょう。
どれか一つでも当てはまる場合、給水管や給湯管からの水漏れが疑われます。
排水管まわりの確認
排水の際に水がスムーズに流れていかないときや、ゴゴといった異音が発生するときは、排水管につまりや破損が発生している可能性があります。
排水管のつまりや水漏れは、コップに水を汲み、排水管に流すことで確認できるでしょう。
コップに入っている程度の量でも、つまりが発生しているときは排水の流れが遅くなります。
スムーズに排水されないときは、つまりが疑われるでしょう。
ただし、スムーズに排水されない原因が、排水管の破損というケースもあります。
シンク下のキャビネットを開け、排水管から水が漏れているときは、排水管の破損によってうまく排水されなくなっている可能性があります。
また排水のときに異音を発していないかも、確認するようにしましょう。
コップに汲んだ程度の水でも異音がする場合、排水管の破損が疑われます。
コップに汲んだ程度の水では異音がしない場合は、水道を使っているときに聞こえる異音はサイフォン現象の可能性があります。
サイフォン現象とは、封水が配管の奥に引っ張られる現象のことで、封水の量を増やすことで改善するでしょう。
給排水管の接続部分の緩みを確認する
給水管や給湯管、排水管に破損が起きていないのに水漏れしている場合、接続部分のナットが緩んでいる可能性があります。
ナットを触り、緩んでいるように感じる場合は、モンキーレンチで締め直してください。
締め直すときは力加減に注意し、破損しない程度に締めてください。
なおナットは、サビなどで固着して回らないことがあります。
このような場合、無理やり締めようとするとナットの部分が破損する恐れがあります。
ナットを締めても改善しない場合は、ナットの部分のパッキンが劣化している可能性があるため、交換が必要です。
シンク全体の確認
シンクに亀裂などの破損やサビが発生していないか、凹んでいないか、蛇口はしっかりと嵌っているかを確認しましょう。
シンクに破損や凹み、サビが発生している場合、シンク本体のトラブルにより水漏れが起きている可能性があります
また蛇口がしっかりと嵌っていない場合、給水管や給湯管と蛇口の接続不良により水漏れします。
シンク本体の破損は、シンクの交換やキッチンの交換が必要になるケースがあるでしょう。
蛇口がしっかりと嵌っていないときは、蛇口をしっかりと嵌め直したり、穴のサイズが合っていないときは穴を埋めたり穴を広げたりする必要があります。
シンクの水漏れの対処方法
シンクの水漏れは、しが水道職人などの、水道局指定工事店に修理や交換を依頼しましょう。
シンクの水漏れは、給水管や給湯管、排水管が原因である場合が多く、これらの設備を自分で修理することはおすすめできません。
適切に修理しないと水漏れは直らず、悪化するケースもあります。
配管の自分でできる修理方法は、多くの場合応急措置までです。
しかし応急措置で水漏れが治まったからとそのままにしてしまうと、時間経過で水漏れが再開します。
応急措置の間、水漏れは放置されていたような状態になるため、次に水漏れが起こるときは悪化しているケースも少なくはありません。
ナットが締められないときや、締めても水漏れが改善しないときも、わかやま水道職人などに依頼してください。
ナットの状態次第では、給水管や給湯管、排水管の部分的な修理や交換が必要になるケースもあります。
また水漏れの程度によっては、修理ではなく交換が必要になるケースもあるでしょう。
修理にするべきか交換にするべきかの判断を自分ですることは危険です。
この程度ならと修理を選ぶことで、見えない場所で水漏れが進行し、シロアリの発生などを招くこともあります。
シンクの水漏れはしが水道職人へ!
シンクの水漏れは、しが水道職人にお任せください!
しが水道職人は、滋賀県の各自治体から指定を受けた、水道局指定工事店です。
しが水道職人では、給水管や給湯管、排水管の修理、交換だけではなく、シンクの交換も承ります!
シンクの交換は現場を点検し、後日の作業となることや、複数人での作業となる場合もあります。
お含みおきください。
給水管や給湯管、排水管といった水まわりの配管の修理や交換は、水道法により水道局指定工事店以外が行うことは禁止されています。
自分での修理や交換も水道法に抵触するため、しが水道職人にぜひご相談ください!
またしが水道職人では、蛇口が嵌っていないときの対応も行っております!
蛇口を嵌めるための穴を埋めたり広げたりすることも可能です。
しが水道職人は365日営業、24時間受付をしています。
お客様のご都合に合わせて、お好きなタイミングでご連絡をいただけます。
水まわりのトラブルは、いつでもお気軽にしが水道職人までご依頼くださいませ。