水のコラム

トイレの排水管がつまったら、業者に頼むと費用はどれくらいかかる?

2020年05月27日  トイレのトラブル


トイレがつまってしまったとき、自分で対処するべきか水道業者に依頼するべきか、悩んでしまうこともあるかもしれません。とくに排水管が詰まってしまった場合は、自分で解決することは難しくなります。プロに修理を依頼したいと考えても、費用が心配で…という方も少なくないでしょう。
そこで今回は、排水管の詰まり解消など、水道業者に依頼した場合にかかる費用についてお伝えします。

トイレのつまりの料金相場

水道業者に依頼すると、ほとんどの場合出張料金が必要になります。それに基本料金(技術料)が加わり、この2つの料金で簡単なトラブルの対処なら、対応が可能です。どの程度まで基本料金の範囲なのかは、業者によってさまざまなので、必ず修理を始めてもらう前に確認しましょう。きちんとした業者であれば、修理の前に見積もりを提示してくれるので、納得してから修理を依頼してください。

また、修理方法や詰まり具合、何が詰まったか、などによって価格は変わります。
トイレの浅い部分でのつまりの場合(便器から排水管までの部分で詰まりがあるような場合)4000円からといった価格帯の業者が多く、高くとも8,000円程度のようです。
しかし排水管が詰まってしまった場合は、修理方法によって大きく費用が変わってきます。8,000円~15,000円くらいが一般的ですが、高圧洗浄機などの特別な機械が必要な場合、15,000円~30,000円程かかるようです。しかし、詰まっている部分までかなりの距離がある場合や、作業時間が長くなる場合などは、さらに費用がかかることもあります。
大がかりな修理が必要になるときは、何社か見積もりを取って比べてみるのもいいでしょう。

自分でもできる対処法

トイレのつまりには自分で対処できるものもあります。
まずは何が詰まったのか原因を考えましょう。

トイレットペーパー
大量に流してしまった物がトイレットペーパーやトイレのお掃除シートなど、水に溶けるものが原因と考えられるなら、しばらく放置しておくことで詰まりが解消することもあります。2~3時間放置してからバケツなどでゆっくり水を流し込んでみましょう。

尿石
つまるようなものを流していないのなら、尿石の可能性もあります。
長年使っているトイレの場合、トイレの排水口や汚水路に尿石が溜まっていることがあります。尿石が溜まっていると、流れが悪くなったり、つまってしまうこともあります。この場合は薬品を使ってみるのもいいでしょう。専用の尿石除去剤も有効的ですが、身近にある物でも効果的に尿石を落とせるものがあります。

用意するものは「重曹」と「お酢」と「50℃程度のお湯」です。重曹:お酢が1:2になるように用意します。家庭用のトイレで、重曹1/4カップ、お酢1/2カップほどを準備し、水が溜まっている場合は便器の中の水をできるだけ汲み取っておきましょう。そこに重曹を入れ、お酢をかけます。
その上からぬるま湯をかけると、泡立ってくるので、1時間程度放置しておきましょう。お湯は、高い位置からペットボトルなどを使って流し込みます。量は通常水が溜まっている位置の半分くらいを目安にしましょう。
時間が経ったら、ゆっくり水を流し込んで、詰まりが取れたか確認します。硬い便の詰まりにも効果的といわれているので、試してみるのもいいかもしれません。

猫砂
ほかにもよくあるのが、猫砂などペット用のトイレ砂を詰まらせてしまうことです。トイレに流せるタイプの猫砂も、大量に流してしまうと詰まることがあります。猫砂は水分を吸って硬くなったり、膨張することもあるので、早めに取り除く必要があります。
この場合はラバーカップ(スッポン)がおすすめです。ゆっくりカップ部分を押し込んだら、一気に引き抜きます。詰まったものを引き出すように使うのが、有効的な使い方です。

こんな時は無理せず専門業者に

・詰まったトイレットペーパーが、時間をおいても流れていかない。
・薬品を使っても尿石が取れない。
・ラバーカップを使ってみたがうまくいかず、詰まったものが見えなくなった。
・水に溶けない異物を落としたが、手で拾えるところには見当たらない。
・フックや火ばさみなどで取ろうとしたが、どんどん奥の方にいってしまった。
・フックの先に引っ掛かっているが、力を入れても引き出せない。

こうした時は無理をせず業者に依頼しましょう。トイレットペーパーが水に溶けるといっても、大量だったり、子どものいたずらなどで、塊のような状態で流されていたときなどは、うまく水に溶けない場合もあります。またラバーカップも使い方を誤れば、詰まったものをさらに奥に押し込むことにもなりかねません。排水管の奥で詰まってしまったら、修理する費用も高くなってしまいます。
とくに、ハンガーやフック、火ばさみなどを使って引き抜こうとしているとき、どこかに引っ掛かってなかなか取れない、といった場合は、絶対に無理をしてはいけません。そのまま引っ張ると、思わぬところに傷が入ったりして、トイレが破損してしまう原因にもなりかねません。

また、水に溶けないものを落としてしまった場合も、業者に依頼する方が無難です。明らかに目に見える場所にある場合は、手袋やごみ袋などでガードして実際に手で拾うこともできますが、これも排水管の奥に流れていってしまうと、取り除くのが大変になります。
また、自分では取れなかった尿石のつまりを取りたい場合も、業者に依頼すれば、プロが対処してくれるので安心です。

トイレのつまりで困ったらしが水道職人にご用命を

トイレのつまりは身近にある物で解消できることもあります。
しかし、自分で直そうとしたつもりが、いつの間にか修理箇所が増えてしまい、費用が高額になってしまう可能性もあります。自分では修理ができないと思ったときは、早めに水道業者に依頼しましょう。

しが水道職人は大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市をはじめとした県内全域で、水回りのトラブルに対応したさまざまな修理を行っています。トイレのつまりで困ったときは、ぜひ、しが水道職人にお問い合わせください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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