水のコラム

「ウォシュレットのつまり」故障かなと思ったら

2020年05月28日  トイレのトラブル


1980年に発売されて以来、日本で不動の人気を誇っているウォシュレット。家庭で使用されているという方も多いのではないでしょうか?
一般にも広く普及しているウォシュレットですが、つまりなどの不具合が生じてしまったときは、場合によっては修理や交換が必要になることもあります。まずはどこが不具合の原因があるのか自分でもチェックしてみましょう。
ノズルのつまりを修理する方法や、ウォシュレットの故障につながる怖い汚れなど、日常に潜むウォシュレットの問題解決方法についても簡単にご紹介していきます。

ウォシュレットが動かない原因

いきなりウォシュレットから水やお湯が出なくなったら困ってしまいますよね。電化製品である以上故障することはあるので、まずは落ち着いて原因を考えてみましょう。

電源の確認
はじめに電源がきちんと入っているかを確認しておきましょう。掃除などのときにうっかりコンセントプラグに触れてしまい、ずれてしまっていることもあります。プラグがきちんと接続され、電源ランプなどが点灯しているか確認しましょう。ほこりなどが原因の接触不良も考えられるので、コンセント周りをきれいにし、しっかりと差し込みます。
それでもだめなら、念のためブレーカーも見ておきます。コンセントやブレーカーにも問題がなく、それでも電源が入らない、まったく作動音がしないのであれば、ウォシュレットそのものが故障している可能性があります。その場合は業者に相談することをおすすめします。

電源は入っているが、水が流れない
電源が入っていることが確認出来たら、止水栓も見てみましょう。止水栓の開け忘れや空き具合が少ないと、十分な量の水が供給されず、うまく水が出ないこともあります。マイナスドライバーを使って、止水栓を開け閉めしてみて下さい。
止水栓を調節しても水が流れないときや、止水栓の周辺で水漏れが起こっているときは、給水ホースのフィルターの目詰まりや、パッキンの劣化なども考えられます。その場合はフィルターの掃除や、パッキンなどの部品交換をするといった修理が必要です。

貯湯式の場合
貯湯式の場合、ウォシュレットに使用するお湯を専用のタンクの中に溜めています。その量は機種によってさまざまですが、長く水を出しているとお湯切れしてしまうのです。お湯を溜めるのにも時間がかかります。いつもより長い時間使用したときや、家族が立て続けに使用した場合など、心当たりがある場合はしばらく時間をおいてみましょう。

ウォシュレットのつまりは、こうして解決

ウォシュレットから水が出ない原因として、汚れによる詰まりも考えられます。ウォシュレットのノズル部分は普段、内部に収納されている上、ノズル掃除機能がついたものもあるので、ご自分でお掃除する際も、つい見逃してしまいがちです。詰まる原因としては、尿石やカビなどの汚れ、また水道水のカルキが固まって詰まっていることもあります。こうした汚れをきれいに落とせば、問題の解決だけでなく清潔さを保つことにもつながります。

ノズルの取り出し方
自動のお掃除機能が備わっているものなら、専用のボタンを押すとノズルが出てきて水を流してノズルを洗浄してくれます。お掃除機能がないタイプのものに比べて、比較的詰まりにくいといえるでしょう。しかし、自分でもよりきれいにしたいと思うなら、リモコン部分などにある“ノズルそうじ”といったボタンを押して、ノズルを引き出しましょう。
お掃除が終わったら、もう一度ボタンを押してノズルを収納します。
古いタイプのウォシュレットには、ノズルを出すためのボタンがないものもあります。その場合は、メーカーや種類によってもやり方が違うので、取扱説明書などでしっかりと確認しておきましょう。

洗剤は使ってもいいの?
普段はトイレ用のお掃除シートなどでふき取るだけでもいいでしょう。しかし、尿石など落ちにくい汚れがこびりついている場合は、ノズル専用の洗剤などを使うことも可能です。ブラシなどを使って洗い、水をかけてしっかりすすいでおけば、ノズルを清潔に保つことができます。

汚れは故障の原因にも

ウォシュレット本体が故障してしまったら、修理や交換など時間も費用もかかることになります。また、見落としがちなのが、操作パネルです。こちらもホコリが溜まると隙間からホコリが入り、故障の原因になりかねません。このほか、着座センサーに汚れがあると、センサーが汚れに反応して誤作動を起こすこともあります。普段からトイレのお掃除シートなどでマメに拭き掃除しておきましょう。

ウォシュレットのつまりトラブルは、お任せください

ウォシュレットのつまりは、普段のお手入れで防げる部分もあります。しかし、見えない場所に汚れやほこりが溜まっているなど、ちょっとしたことで故障につながることもあります。普段のお手入れに加え、定期的にしっかりとお掃除してあげることが、長く使える秘訣かもしれませんね。そのほか、パッキンの劣化やフィルターの汚れなどが原因で不具合を起こしていることもあるので、原因がみつけられなかったり、交換などの作業が難しい場合は、プロの専門業者に相談してみて下さい。

しが水道職人は、大津市をはじめ湖南市、草津市、東近江市、甲賀市など滋賀県全域で水のトラブルを解決している水回りのプロです。ウォシュレットの修理やトイレ交換などもお任せください。水回りのトラブルでお困りの際は、ぜひお気軽にしが水道職人へご相談ください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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