水のコラム

トイレ詰まりで困った時の対処法

2021年02月03日  トイレのトラブル

トイレが詰まると「汚水があふれたらどうしよう!」「トイレが使えなくなってしまうかも…」と焦ってしまうでしょう。そんな時「もう一度水を流したら直るかも」と思うかもしれませんが、それで解消することはほぼないですし、水がさらにあふれることもあります。
トイレが詰まった時は、詰まりの原因となっているものは何かを把握して、それに合った対処法で直すことが大切です。
 

水に溶けるものでも詰まりの原因になる

トイレの詰まりで最も多い原因は、一度に大量のトイレットペーパーや排泄物を流すことです。トイレットペーパーは水に溶ける性質があるので、通常はトイレに流しても問題ありません。
しかし、たくさんの量を一度に流そうとすると、トイレットペーパーを十分に溶かすことができず便器内で詰まってしまうのです。
 

水に溶けるものが詰まった場合の対処法

トイレットペーパーや排泄物など、水に溶けるものを大量に流したことで詰まった場合の対処法を紹介します。
 
1、お湯と食器洗剤を使う方法
お湯で詰まったものを柔らかくし、食器洗剤で流れやすくして、詰まりを解消する方法です。用意するものは、バケツ、食器用洗剤100cc、40~50度のお湯3~5リットルです。
 
やり方は、コップなどを使って便器に溜まった水をバケツに移して抜いておき、食器用洗剤を便器に入れて、そこにお湯をゆっくりと流します。20~30分放置した後、バケツに用意した水を便器に少しずつ流していき、スムーズに水が流れたら成功です。
 
便器の水を抜く際に、灯油用ポンプがあると効率よくバケツに移すことができます。灯油用ポンプは100円ショップでも手に入るので、用意しておくと良いでしょう。
また、使用するお湯は沸騰した熱湯を使うと、陶器で作られている便器は割れてしまいます。排水管を傷つける可能性もあるので、熱すぎないように温度を確かめて便器に流しましょう。
 
2、ラバーカップを使う方法
トイレの詰まりというとラバーカップですが、「使ったことがない」「使い方を知らない」という人は意外と多いようです。トイレが詰まった時に正しく対処できるように、ここでしっかり確認しておきましょう。
 
まず、便器の排水口にラバーカップをゆっくりと押し付けて、勢いよく引っ張ります。この作業を何度か行い、バケツに用意した水を便器に少しずつ流していき、水がスムーズに流れたら成功です。
 
3、真空式パイプクリーナーを使う方法
真空式パイプクリーナーは、トイレやキッチンなどのパイプの詰まりを解消するためのグッズです。ラバーカップよりも強力な吸引力で詰まりを取り除きます。
 
やり方は、排水口にゴム製のカップを押し当てた状態で、レバーを押したり引いたりして、カップを排水口から離します。この作業を何度か行い水が流れるようになるまで続け、バケツに用意した水を少しずつ入れます。スムーズに水が流れていったら成功です。
 

トイレの詰まりの原因となる固形物

水に溶けない固形物を便器に流してしまうと、便器の奥の方へ入り排水管に引っかかってしまうこともあります。
トイレに思わず捨ててしまったり落としたりしやすい固形物には、「プラスチック製品」「アクセサリーやポケットの中身」「ペット用品」などがあります。
 
・プラスチック製品
おもちゃや掃除用品のキャップといったプラスチック製品は水に溶けないので、トイレに落とすと詰まりの原因になります。
子供はお気に入りのおもちゃをどこにでも持っていこうとするので、トイレの時は持ち込ませないようにしましょう。掃除用品は掃除をしている時に誤って落としてしまうことがあるので、便器の周りには置かないようにしましょう。
 
・アクセサリーやポケットの中身
身に着けていたアクセサリー、胸ポケットやズボンのポケットなどに入れておいたスマートフォンやペン、メガネなどをポロっと落としてしまうことがあります。
トイレを詰まらせるだけでなく、大切なものだとショックも大きいです。トイレに入る時は、外れそうなアクセサリーやポケットの中身をできるだけ出しておきましょう。
 
ペット用品
ペットのトイレ砂は、商品によって「トイレに流せる」と記載されているものもありますが、トイレに流せる量は決まっており、それ以上流すとトイレを詰まらせてしまいます。
なぜなら、トイレ砂には毛を多く含むペットの糞も混ざっており、水に溶けにくいからです。トイレに流せるペットシートも、一度に多くの量を流すと十分に水に溶かすことができず詰まってしまいます。
 

異物を落とさないために

水に溶けない異物を便器に落として詰まらせないためには、トイレになるべく必要のないものを置かないことです。タオルを掛けている場合は、クリップで留めたり落下防止アイテムを使ったりして、タオルが落ちないように工夫しましょう。
また、トイレに入る時も余計なものを持ち込まない、身に着けているものを取り外すなど、トイレにものを落とすリスクを減らしましょう。
 

異物を落として詰まらせてしまったら

もし異物を落としてしまったら、絶対に水を流さずにすぐに拾ってください。慌てて流してしまうとトイレの奥へ移動して、自分では取り出すことができなくなります。無理に取り出そうとして詰まりを悪化させないために、専門業者に依頼しましょう。
 
しが水道職人はトイレやキッチン、お風呂など水回りのあらゆるトラブルに対応し、素早く解決いたします。大津市や長浜市、守山市、近江八幡市など、滋賀県内どこへでも駆けつけてお客様の不安を取り除きます。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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