水のコラム

トイレの水漏れが!便器から水漏れしている場合の対処法をご紹介!

2021年06月04日  トイレの水漏れ

水漏れに気が付いたときにまずやるべきこと

まずは水漏れ自体の水の処理をする必要があります。溢れている水の量にもよりますが、地面を拭くよりも先に水を止めましょう。

・止水栓を回して水を止める
水を止めるには、タンクにつながる給水栓に付いている止水栓を閉めて水を止める方法と、家全体の止水栓を止める方法の二つがあります。止水栓は手で回せる蛇口のタイプとマイナスドライバーで回すタイプがあるため注意してください。家全体の止水栓は家全体の水が止まってしまいますので、トイレのみの止水栓が見つからないときに止めましょう。

・濡れた水を拭き取る
水を止めたら、床などの濡れてしまっている部分を拭きます。作業しやすく、また床など家財へのダメージを少しでも減らすために大切です。漏れ出している水が汚水であった場合は、水分を取った後アルコールで2度拭きしましょう。悪臭を放つ原因となる可能性があります。

・水漏れの場所を特定する
水が漏れている跡をたどって、水漏れの原因となっている場所を突き止めましょう。拭いた結果、場所が分からなくなってしまったら、一度止水栓を開けて水を通して確認します。便器のヒビなどの問題でなければ結露の可能性があります。冬の時期など、便器に発生した結露が垂れて床が濡れていることが考えられるため、水漏れする時間帯や環境を確認しましょう。場所が分かったらもう一度止水栓を閉め、それから下記の対処をしてください。

トイレタンクを確認

トイレタンク内部は複雑な仕組みになっており、便器からの水漏れはここが原因であることが多いです。特に、フロートバルブが経年劣化やつながる鎖が絡まってしまうなどで水漏れしてしまうことがあります。タンク上の手洗い管からいつまでも水がチョロチョロと流れている場合や、便器内部の壁にずっと水が流れているという場合はこの場合の可能性が高いです。

フロートバルブは水を流すときのレバーに鎖でつながっているゴム部分のことをそう呼びます。レバーを回すと鎖につながれているゴム部分が連動して排水口を開閉し、一定の水を流してくれる仕組みです。フロートバルブ自体の交換は業者に依頼できますが、自力でもできるためこちらで簡単にご紹介します。

・フロートバルブの交換方法
まずタンクの上蓋を外します。重たい場合が多いですが、基本的に持ち上げるだけで外れます。手洗い管に水を流すために蛇腹管がタンク内からつながっている場合がありますので、その留め具等を手で回して外しましょう。フタは割れやすい素材でできていることが多いため、取り扱いに気を付けてください。

次にタンク内の水を抜きます。止水栓が閉まった状態で水洗レバーを回すとタンク内の水を抜けます。水が抜けたらレバーにつながったフロートバルブの鎖を確認しましょう。鎖が切れたり外れたりしていないか、鎖の長さが丁度良いかを確かめます。フロートバルブの鎖は、鎖の球が2,3個余っている状態が理想です。

鎖に問題がなければフロートバルブ本体のチェックに移ります。この時、水をタンクに少し貯めておきましょう。まず手を使って、ゴム部分がしっかりとタンクの排水口にはめ込んでください。続いて、レバーを動かしてバルブが開閉されるかどうか確認しましょう。

ここでバルブが戻らない場合はフロートバルブ自体の交換をおすすめします。また、ゴム部分を直接触って、指が黒くなるようであればそれはゴムが劣化しているというサインです。寿命はおおよそ10年ですが、家族の人数が多い等でトイレの使用頻度が多い時はさらに早く劣化することが考えられます。

鎖の不具合の場合、鎖のみでメーカー等からネット注文ができます。ゴム部分も一緒に取り換える場合でも、トイレの種類や品番、サイズを間違わないようしっかりチェックしてから購入しましょう。1000円以下で購入できることが多いため、よく型番を検討して購入してください。

便器本体をチェック

便器本体にヒビや欠け、割れている部分があってそこから水が漏れている場合は多くの場合、トイレ丸ごとの交換対応になります。それまで、水漏れを防ぐために応急処置方法をご紹介します。

止水栓を閉め、便器の中の水を汲みだしてください。ヒビ割れ部分よりも水位が下になるようにしましょう。そして、ホームセンターで購入できる防水パテやコーキングを使って補修します。

便器と床の間をチェック

トイレを設置して間もないのに便器と床の間から汚水が漏れている場合、設置不良の可能性があります。便器内部に墨汁を流して一晩置いておき、改めて着色した水が漏れているようであれば、設置不良と考えられるため、設置したメーカーに問い合わせましょう。

汚水ではなく、黒っぽい水が漏れている場合は排水部分のパッキンの経年劣化などが考えられます。こちらはパッキンが固くなり隙間ができてしまっているためですが、これを交換するには便器を取り外さないとなりません。そのため、業者に依頼することをおすすめします。

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水道修理でお困りの際には、しが水道職人までお電話ください。しが水道職人は草津市、大津市、湖南市、栗東市、甲賀市など滋賀県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽にしが水道職人にお問い合わせください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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