水のコラム

お風呂の水漏れ対処法 シャワーヘッドや浴槽の問題を解決!

2021年08月11日  お風呂の水漏れ

お風呂での水漏れは困りものです。シャワーヘッドから水が垂れ続けて止まらない、栓を閉めても浴槽の水が減るためお風呂に入れないなどのトラブルが挙げられます。水漏れが起きると水道代が高騰するという困り事も起きるため、早めの対処が必要です。

シャワーや蛇口で起きやすい

お風呂で水漏れしやすい箇所は、シャワーや蛇口です。シャワーヘッドやホース、蛇口で水漏れが起きると、ちょろちょろ、ポタポタと、水が垂れ続けます。ただ、これらの箇所からの水漏れは軽度の問題で、DIYに慣れている人なら自力での修理が可能です。

シャワーヘッドとホースの接合部から水漏れが起きている場合、それが残留水の漏れでなければ、パッキンやバルブカードリッジの劣化もしくは損傷が考えられます。パッキンやバルブカードリッジはホームセンターで購入することも、メーカーから取り寄せることもできますし、構造がシンプルなため自力での交換が可能です。

少しむずかしいのは水栓自体からの水漏れへの対処ですが、ナットの緩みなら閉め直す、パッキンやバルブカードリッジの劣化ならシャワーヘッドやホースと同じく交換で済みます。しかし、切換弁やサーモスタットハンドル部品が破損していて、シャワーを購入して10年以上が経過しているなら、買い替えを検討したほうがいいでしょう。修理をしても、本体で経年劣化が起きているなら、短期間のうちに水漏れが再発する可能性が高いからです。

浴槽の水が減るのは本体のヒビが原因

浴槽の水が減るようなら、浴槽本体にヒビや割れ目が生じている、排水栓が破損していて機能を果たしていないことや、給湯器のパッキンの劣化が考えられます。浴槽の水が減る勢いをチェックしてみてください。排水栓をしていても水がすべてなくなるなら、栓が破損している可能性が高いです。

浴槽本体に問題がある場合は、途中で水の減りが止まります。排水栓の破損が原因でそれがゴム栓なら、新しいものに交換するだけで解決します。排水栓はホームセンターで購入できますが、サイズを合わせなければなりません。

給湯器に問題がある場合にも浴槽の水が減るため、注意が必要です。給湯器の循環口は劣化すると水漏れを起こし、浴槽に水が溜まらなくなります。そして、循環口から水が漏れている場合は、電磁弁が故障している可能性があるのです。

循環口に問題があって水が溜まらないなら、カバーの掃除をすると解決できる場合があります。ただし、循環口はカバーだけを外すのが鉄則です。本体を外すと水漏れを起こします。循環口カバーの汚れは歯ブラシを使って取り除き、ゴミは新聞紙などに付けて捨ててください。

掃除が終わったら循環口カバーを、カチッという音が鳴るまではめて元に戻すだけです。ただし正しく戻さないと、設定温度とお湯の温度のバランスが狂う場合があるため注意しましょう。循環口での水漏れは電磁弁部品の故障の可能性があるため、その場合は専門知識や技術がないと自力での修理は困難です。

浴槽のヒビや穴への対処は応急処置が限界

浴槽にヒビや穴が生じていて浴槽の水が減る場合は、応急処置しかできませんので、早めに専門業者に相談したほうが無難です。浴槽の底には大きな圧力がかかるため、補修しても短期間で水漏れが再発する場合があります。そのうちに大きな破損につながるため、あくまで応急処置と考えてください。

浴槽のヒビや穴への対処を自力で行うなら、浴槽用仮補修テープの使用がおすすめです。本格的な修理は、ライニング工法を行います。これは高度な技術と専門知識がないとむずかしいのです。パテと塗装で補修した場合、業者が修理するときはそれらを剥がすため、その料金がかかります。浴槽用仮補修テープなら1,000円程度の費用で手に入るため、応急処置にちょうどいいでしょう。

浴槽に穴が空いても、それが小さなものなら、浴槽用仮補修テープで対応できます。ただ、広範囲のヒビや大きな穴だと、浴槽用の仮補修テープでは限界があり、かえって状況を悪化させるため、早めに専門業者に相談したほうが得策です。浴槽の修理代金は、一部分だけなら約5~10万円、全体なら置型でも10万円以上かかり、撤去や配管工事の料金が別途必要です。ユニットバスはもっと高額で、約25~100万円はかかります。

マンションでは賠償責任への発展も

マンションでお風呂の大規模な水漏れが発生すると、下の階の人に迷惑がかかる可能性があります。床下の配管に水が流れれば漏電による火災のリスクもあり、マンションの構造次第では離れた部屋にも迷惑をかけることがあるのです。

お風呂の水漏れが経年劣化や共用部分の問題なら、管理会社が賠償金を支払います。しかし水漏れに気づいていたのに放置していた、無茶苦茶な使い方をしていてトラブルが起きたというような個人の過失と判断されたら、その責任を追求されて賠償金を請求される場合があるのです。個人賠償保険に入っていればそれが適用されますが、油断してはいけません。

なにもしていないのに浴槽の水が減るなどの違和感を覚えたら、お風呂の水漏れに注意してください。日常的に予防への意識を持つことが被害を最小限に食い止めるからです。10年以上が経過した箇所を、定期的に点検してください。また、パッキンの劣化が早まりますので、普段から蛇口を強く閉めないようにしてください。普段から予防を心掛けていれば、お風呂の水漏れを防げるのです。

しが水道職人が草津市・守山市・栗東市のお風呂の水漏れを解決

しが水道職人では、草津市、守山市、栗東市、甲賀市の水回りのトラブルに対応しています。お風呂は、水漏れを放置すると大きな被害に発展する可能性がある場所です。マンションにお住まいの方は、個人の過失と判断されると責任を追求されかねません。お風呂に問題を感じたら、早めに、しが水道職人へご相談ください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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