水のコラム

台所(キッチン)のトラブルの予兆に気づいたら早めに対処

2021年08月11日  キッチンのトラブル

台所(キッチン)のトラブルには予兆があります。その予兆に気づいていながら放置すると、状況が悪化して自力での修理では対応できなくなり、専門業者に依頼して費用が高くなる場合があるのです。専門知識と技術が必要な修理なのに、無理に自力で行おうとして手に負えなくなる場合もあります。最悪の結果にならないよう、予兆を知り、早めの対処を心がけてください。

シンクの下にカビが生えているなら要注意

台所(キッチン)トラブルの予兆として捉えたいのが、シンクの下が濡れている、カビが生えているという状況です。どちらかひとつでも見つかれば、大きなトラブルに発展します。シンクの下が濡れている状況であるということは、水漏れの可能性があるということだからです。カビは水分がある場所に増殖するため、カビが生えていれば、同じく水漏れの可能性があります。

台所(キッチン)のシンク周りに水漏れのトラブルが発生すると、マンションの場合は階下の人に被害を与えることがあるのです。水が床下にまで流れて階下の天井が濡れてしまい、大規模工事が必要になることもあります。これは賠償責任に発展する問題です。水漏れであっても水道水を使っているのと同じですから、水道料金も高くなります。

カビや腐食により、システムキッチンに負担を与える可能性もあります。結果、そのリフォームが必要になれば高額な費用がかかるのです。シンク下の収納場所に置いている鍋やシートの下がカビだらけという状況になりかねません。台所が水浸しになれば、掃除も必要です。修理をしなければ根本的な解決にならないのに何度も掃除をしていれば貴重な時間を圧迫します。台所(キッチン)の水漏れは早めに対処したほうが、被害を大きくしなくて済むのです。

シンク自体や排水管、排水ホース、給水管をチェック

シンク周辺が濡れている場合、シンク自体や排水管、排水ホース、給水管、止水栓、給湯管から水漏れが起きている可能性が高いです。シンク自体に包丁や大きな鍋や皿を置いた衝撃で、シンクに穴が空く場合もあります。ステンレス製のシンクでも物を長期間放置すると、錆びて穴が空くケースがあるのです。

シンクに穴が空いたら修理や交換をしなければなりません。小さな穴や裂け目であればホームセンターで購入できる補修材によって応急処置をできますが、根本的な解決にはならないのです。結局水漏れが再発し、交換に追い詰められます。

シンクの破損以外では、排水管の接続部分から水漏れが起きている可能性があります。ナットが緩んでいる、ゴムパッキンが劣化して機能を果たしていないというケースです。ナットが緩んでいたなら、レンチを使って閉め直せば、水漏れは収まります。

ゴムパッキンが劣化していたなら、ホームセンターで同じものや互換性のあるものを購入して交換すれば、解決するのです。ただし、ゴムパッキンの交換は分解が必要となり、元に戻せなくなる、サイズが異なって取り付けられないといった問題が発生しやすいため慎重に対処してください。

10年が経過していたらゴムパッキンの劣化も疑う

排水管や排水ホースに穴が空いていると、水漏れが生じます。小さな穴や亀裂ができた程度なら、防水テープを巻くことで水漏れを解消できますが、10年以上が経過しているものだと経年劣化の可能性があるため、確実に修理するなら新品に交換するのも選択肢のひとつです。排水管にはその付け根部分から水漏れが起きている場合もあります。

排水管の付け根からの水漏れの原因は、つまりの可能性があるのです。排水管を外して洗浄したり、液体パイプクリーナー使用して汚れを取り除いたりすると水漏れを解消できる場合があります。ただ、これで解消しないとすれば、つまりが重度である可能性があるため、専門業者に依頼したほうが無難です。

水栓や水栓につながっている給水管、止水栓、給湯管も水漏れが起きやすい箇所なので、これらの箇所をチェックしてみてください。水栓にはシングルレバー混合栓やハンドル混合水栓があります。両方ともにパッキンやバルブカートリッジが使われており、それらが劣化すると水漏れが生じるのです。築年数の古い家にはハンドル混合水栓が多く、経年劣化が進んでいる可能性があります。

排水トラップからの水漏れを解決する方法

排水管とは別に排水トラップもシンク下にあります。排水トラップも水漏れをしやすい箇所です。排水トラップには封水という水を溜められており、下水管から上がってくる悪臭や害虫を防いでいます。排水トラップは流れた固形物がとどまる場所なので、つまりが生じやすい箇所でもあるのです。

排水トラップと排水口のつなぎ目のゴムパッキンが劣化することでも、水漏れが起きます。ゴムパッキンを新品に交換すれば解決しますが、シンク側の劣化が激しい場合はむずかしい作業になりやすいです。その場合はコーキング材を使ってゴムパッキンを取り付けることもできますが、時間がかかりますし、乾くまでに半日は放置しなければなりません。さらにシンク側の劣化がひどいと、ゴムパッキンを交換しても再び水漏れが生じます。シンクの交換を検討したほうがいいでしょう。

排水トラップは自力で交換できますが、そのサイズには注意してください。排水トラップ自体、シンクとのサイズなどが数ミリでも違えば設置場所に合わずに水漏れが起きます。一般的に180mmや186mmが大きいタイプで、小さいタイプですと114mmと115mmの2種類です。大きいサイズはナットで固定されていることが多く、素手で回して外すのはむずかしいので、レンチを準備しておきましょう。

しが水道職人が大津市や近江八幡市の台所(キッチン)の水漏れを解決

しが水道職人は大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市で、台所(キッチン)の水回りトラブルに対応しています。破損したシンクのの修理や交換、劣化した排水トラップやゴムパッキンの交換が可能です。台所の床が水漏れで水浸しになったという方は状況が悪化する前に、しが水道職人へお問い合わせください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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