水のコラム

トイレが詰まったら?自力で解決できること、できないこと

2021年09月11日  トイレのトラブル

トイレが詰まって使えないというのは、もはや緊急事態と言っていいでしょう。一刻も早くトラブルを解消し、いつでも使える状態に戻したいものです。もし詰まりの原因が何かがわかっていれば、その原因によっては自力で解決することも可能です。

ただし、原因がわからず突然詰まった、便器の奥や排水管から異音がするという場合は、もう自力での解決は難しいかもしれません。ここでは詰まりの原因別に、自力で解決できることとその方法、またすぐに専門業者へ依頼した方が良いケースをご紹介します。

何が詰まったかで解決法が決まる

うっかり携帯電話やスマホを便器に落としてしまったという経験があるかもしれません。他にもハンカチやライター、赤ちゃんのおむつやおしり拭き、生理用ナプキンなど、便器に流してはいけないものを流してしまったら、想像するだけで冷や汗ものです。便器にトイレットペーパー以外のものを流してしまった場合、その大きさや形、材質によって対処法も変わってきます。

たとえばスマホなどの大きなものは、そもそも大きすぎて排水管までは到達せず、便器と排水管の間に挟まっているだけの可能性があります。その際は、少々勇気はいりますができればゴム手袋などをして手を突っ込み、掴める場合はそのまま取り出してみましょう。もし少し引っ張っても取り出せないようであれば、便器や排水管の破損の原因になる可能性があるので、専門業者へ相談することをおすすめします。

その逆で、流してしまったものがライターや消臭剤のキャップなど小さなものの場合は、そのまま詰まらず流れてしまうことがあります。しばらく様子を見て異変や異音がなければ、流れてしまったものと思って良いかもしれません。ただ、実際にはやはり排水管内部に引っ掛かっており、それが詰まりの原因となって後でトラブルになる場合もあるので、少しでも異変を感じたらやはり専門業者へ相談しましょう。

油断できないのは、生理用ナプキンやおむつです。一見、流れてしまったように思えても、それらの製品のほとんどには水を吸収しゲル状にする高分子ポリマーなどの素材が使われています。それがトイレに流れてしまうと、途中で水を含んで膨張し、つまりの原因になる場合があります。生理用ナプキンやおむつが流れてしまったら、特に注意し、少しでも流れが悪い状況が見られた場合は、業者へ連絡しましょう。

トイレクリーナーやティッシュペーパーは用法を守って

トイレクリーナーにもティッシュペーパーにも水に溶ける成分で作られたものがあります。ただし、トイレットペーパーに比べると水に溶ける速度は遅いので、一度にたくさん流してしまうと詰まりの原因になりかねません。また、トイレットペーパーをうっかり切らしてしまい、普通のティッシュペーパーを使ってしまうと、数回程度では何も起こらないかもしれませんが、使い続ければ間違いなく詰まりの原因になります。

もし紙系の素材が詰まってしまったら、自力で解消できる方法もあります。通称スッポンと呼ばれる、ラバーカップの使用です。ラバーカップはトイレの排水溝に押し当てて引っ張り、排水溝内の水や空気を引き上げることで詰まりを解消させる道具です。

一度で解消できない場合は何度か繰り返し作業しましょう。何度もやって解消できない場合は、スッポンでは解決できない可能性が高いので、業者への依頼をおすすめします。

ペット用品は使用方法を守って

ペットのトイレ砂の中には、トイレに流せるタイプのものもありますが、一度に大量に流せば当然トラブルになります。実際に流せるトイレの砂の使い方にも、少しずつ流すように注意書きがされていますし、1回流したら1回水だけ流すという方法で処理するようすすめているものもあります。

どんな物もですが、トイレを詰まらせてしまうと、汚水が便器から溢れ水浸しになるだけでなく、対応が遅れると床がふやけてめくれあがるなど、二次被害が出る可能性もあるため、たとえトイレに流せるタイプのものを流す場合も、商品の注意書きを守って使用しましょう。

食べ残しや嘔吐物が詰まった場合

体の具合が悪く嘔吐してしまう時、部屋や服を汚してしまわないようにトイレに駆け込むというのは誰にでも経験があることでしょう。嘔吐物でもほとんど水分の場合は問題ありませんが、固形物が混ざっている場合はやはりトイレに流してしまうと詰まりの原因になります。

嘔吐の場合は仕方ないケースがあるとしても、中には生ごみを溜めたくないという理由で食べ残しをトイレに流すという人もいるようです。食べ残しともなると、固形でしかも大きいものが含まれていることがあり、5〜6センチ以上ある固形物を流してしまうとすぐに詰まってしまいます。食べ残しは必ずゴミとして捨て、やむなく流してしまう時には、少しずつ何回かに分けて流すようにしましょう。

トイレの詰まり、自分で解決できないこと

トイレの詰まりで専門業者に依頼するタイミングは、自分でやれることをやって解消されない時です。何度か流してみて、スッポンを使ってみるなど、自分でできることも何度かやってダメならやり続けてもほとんど解消されません。トイレの詰まりは緊急事態なので、早めに専門業者へ相談しましょう

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しが水道職人は、東近江市、長浜市、野洲市、米原市、蒲生郡、犬上郡など滋賀県全域で、トイレの詰まりを始め水のトラブル全般を解決しています。迅速かつ丁寧に作業を行い、お客さまのお困りごとに誠意を持って対応いたします。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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