水のコラム

床の水漏れが発生したときに二次被害を防ぐ対処方法

2021年10月07日  水漏れのトラブル

いきなり水漏れが起きて床がびしょ濡れになってしまったとき、どうすれば良いのかわからないという人もいるかと思います。
床が水漏れしたときに一番心配なのが二次被害ではないでしょうか。

水が出続けていたら水道代も心配ですし、マンションであれば下の階へ被害が出てしまう可能性もあります。
水漏れがすぐに直ったとしても、床がびしょ濡れのまま放置していたら後から大変なことになりかねません。

今回は、床の水漏れに気付いたときにする対処方法や、二次被害について解説します。

水漏れ時に必ずやるべき対処方法

床が水浸しになってしまったら、さまざまな二次被害が出てしまう可能性があります。
自然に乾くだろうと思って放置することはやめて、きちんと対処することが大切です。

・水気を拭き取る
タオルや雑巾を使って、水漏れした場所を水気がなくなるまで拭きます。
拭き取ったあとはしっかり乾燥させて、消毒用エタノールで除菌をしておくと雑菌やカビの増殖を防げます。

床の水漏れで気を付けたい二次被害とは

床が水漏れしたときは、二次被害の発生に注意しなければなりません。
水で濡れた場所はしっかり拭いて乾かすなどの後始末をしないと、今度は水漏れ以外のことで悩まされてしまうでしょう。

・床の腐敗、腐食
床下を普段見ることはないので、気付かぬうちに腐敗や腐食が進んでしまう可能性があります。
床の張替えや修理をすると何十万と費用が高くなるので、水漏れを放置しない、床を腐らせないことが大切です。
 
 
・カビの発生
床が濡れた状態だとカビが発生する原因にもなってしまいます。
カビが発生してしまうと、カビ臭がするようになり、カビが生えた床は見た目も悪く、なかなか落とすのが大変になります。
 
 
・シロアリの発生
洗面所や台所、浴室の水漏れはシロアリが発生する原因になります。
シロアリは湿気が溜まった木材を好むため、水漏れや雨漏りが起きた木造住宅は特に注意が必要です。

シロアリの被害は、建物の倒壊の危険もあるので甘くみてはいけません。
もし心配であれば、シロアリ駆除業者に相談してみると良いでしょう。
 
 
・漏電
漏電してしまったら、感電や火災の恐れがあるので決して触らず、早急に業者に連絡を入れて来てもらうようにしましょう。

集合住宅の場合

マンションやアパートなど集合住宅で床の水漏れを起こしてしまったら、管理会社に連絡をします。
下の階に住む入居者へ被害が広がってしまったら損害賠償を請求させる可能性があることも頭に入れておかなければなりません。

時期や時間帯によっては管理会社にすぐ連絡がつかない場合もあるので、水漏れの修理が始まるまでは水道の元栓か止水栓を自分で閉めておく、床をしっかり拭いておくなどできる範囲で応急処置をおこなっておきましょう。

火災保険に加入しているなら、保険会社に連絡をして保証の対象になるかどうかの確認をしておくことをおすすめします。

水漏れを放置してから時間が経ってしまった場合

水漏れが起きたあと、ずっと放置し続けてしまった場合、床が傷んで変色したり、床が浮いてきたりという変化が起きてくる場合があります。

ひどい場合は床の張り替えやリフォームを検討する必要があります。
水漏れを放置してしまって、床の状態が心配な場合は業者に点検を依頼してみても良いでしょう。

・床の状態をチェックする
床が浮いている部分がないか、腐食している部分がないかチェックしてみましょう。
腐食しているのに放置し続けると、範囲が広がって基礎部分にまで影響が出てしまうこともあります。

何年も対処しなかった場合は、腐食が進行していることが考えられますし、手に負えない状態になる前に早めに専門の業者に修理をしたほうが良いでしょう。

水漏れが起こる例

床が水漏れする原因はさまざまですが、どのようなことが理由で家の中で水漏れがおきやすいのか知っておくだけでも水漏れを防ぐのに役立つかと思います。
水漏れを起こすケースでよくある例をご紹介します。

・排水管や給水管
台所のシンク下やトイレ、洗面所の水漏れ原因でよくあるケースが給水管や排水管のトラブルです。
つなぎ目が緩んでいて水漏れが起こる場合もあれば、配管そのものが劣化してひび割れたりすることが原因などさまざまです。
 
 
・蛇口のトラブル
蛇口の水漏れもよくある原因の一つです。
パッキンが劣化してくると水が漏れてくるようになりますし、蛇口本体の経年劣化でも水漏れが起きてしまいます。
古くなった蛇口はトラブルが起きやすくなるので、早めに交換すると良いでしょう。
 
 
・雨漏り
戸建て住宅の場合は雨漏りの侵入が原因で床下が濡れることがあります。
コンクリート床に水が溜まることや、床下や壁から水が染み出すようなことがあれば、工事が必要な場合もあります。

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しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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