水のコラム

お風呂のカビ掃除のコツ!早めの対処と適切な順番で賢くキレイに

2021年10月22日  お風呂のお掃除

お風呂の掃除はDIY(自力)で行うのは大変ですが、コツを理解すれば手間も軽くなります。風呂場でよく見かける汚れを理解し、適切な対処をすればキレイにできて予防にもつながるのです。お風呂の掃除のポイントについて解説します。

カビやヌメリや水垢の性質を知りこまめに掃除をしよう

お風呂の汚れは、手垢や皮脂、石鹸のカスやシャンプーの泡や体毛などです。風呂場に鏡を設置している場合は、鏡にうろこ状の水垢がつくこともあります。また、ヌメリや黒カビなども、壁や床や天井などで見られます。一般的に皮脂や手垢などは酸性の汚れで、水垢はアルカリ性の汚れであり、カビや雑菌によるヌメリになります。

各汚れの性質を知ると、使用する洗剤を効率的に選択することができ、効率的な掃除ができるようになります。まず、皮脂汚れは酸性ですので、アルカリ系の洗剤で落ちやすくなります。逆に、水垢のようなアルカリ性の汚れは、酸性洗剤が適しています。カビや雑菌はカビ取り剤や除菌ができる洗剤が良いでしょう。

カビや雑菌は日頃の掃除も重要ですが、発生と増殖がしにくい環境づくりにも意識を向けたいものです。黒カビやピンクヌメリといった赤カビは、高温多湿な環境を好みます。日頃から換気をあまりしていないと、発生しやすくなります。特に黒カビは一度発生してしまうと、完全に取り除くのがむずかしくなります。

日頃からピンクヌメリを見つけたら、早めに掃除をしておくのがいいでしょう。ちなみに、赤カビの正体は酵母菌で、黒カビよりも除去しやすいです。早めの対処をすれば、風呂場の衛生状態を保てます。

風呂場の掃除をするときには換気をして適切な順番で行う

風呂場の掃除をはじめるときは、最初に換気をします。窓を開けるか、換気扇を回すようにしましょう。カビ取りに強い塩素系漂白剤を使うときは、特に換気に気を配り、安全を確保するのが鉄則です。換気をしたら、シャワーを使って風呂場全体を水で流します。次に浴槽を掃除してから、壁や床をスポンジでキレイにするという手順がおすすめです。排水口は最後に掃除しましょう。

壁や床を掃除するときのコツは、スタート地点から一定方向に向かって1周するのがポイントです。一定方向に掃除をすればムラもなくなります。壁に洗剤をかけて掃除をする際は、上から下を意識します。下から上だと、拭いたあとに洗剤が垂れてくるためです。上から下なら洗剤が垂れても跡が残りません。

最後に排水口を掃除します。汚れやすい箇所のため早めにしたくなりますが、風呂場全体を掃除するとき汚れは排水口に流れていきます。最初に掃除をしても、最後に汚れてしまうと意味がありません。排水口は最後に行ったほうが効率的です。

浴槽の掃除は重曹スプレーやクエン酸スプレーが便利

浴槽の掃除は重曹やクエン酸が活躍してくれます。重曹はアルカリ性でクエン酸は酸性ですから、浴槽に付着する水垢や皮脂汚れなど多くの汚れに有効です。残り湯を活かした掃除方法もあり、一晩放置するだけなので手間がかかりません。残り湯があるときに、カップ一杯程度の重曹を入れてよく混ぜて溶かします。

浴室にある小物を一緒に入れると、カビ対策にもなり効率的です。小物にも重曹が溶けた残り湯をかけてかき混ぜてから一晩浸け置きします。一晩放置後に、浴槽から水を抜いてからシャワーですすぎましょう。皮脂汚れや石鹸カスが残っているようなら、浴槽用スポンジやバスブラシを使って落とします。

重曹でも落としきれない水垢や石鹸カスが見つかったら、クエン酸スプレーを使って落としてください。クエン酸スプレーは200mlの水にクエン酸小さじ一杯を入れて溶かすだけで作れます。重曹スプレーも、ぬるま湯500mlに対し重曹小さじ2杯です。クエン酸スプレーも重曹スプレーも、普段の軽い風呂場の掃除で役立ちます。重曹を使用した風呂掃除は、手間がほとんどかからないのでおすすめです。

浴室のカビ対策は換気以外にも習慣で行える軽い掃除が鍵

浴室のカビ対策は、換気だけだと十分ではありません。ただ、本格的な掃除を毎日行う、汚れが溜まってからするのでは労力がかかり過ぎます。毎日コツコツ習慣づけられる軽い掃除もあるため実践してみてください。お風呂から上がったら、浴室の壁や床をシャワーで洗い流します。皮脂汚れ程度なら、シャワーで洗い流すだけでも落とせるのです。

タイル床の場合は、すきまがカビの発生源になります。ヌメリがあるなら赤カビが発生している可能性があるため、週に2~3回程度はブラシで擦り落とすといいでしょう。シャンプーやリンスの底にも注目してください。石鹸カスが付着しやすい場所で、ピンクヌメリがあるなら、スポンジで拭き取ります。

重曹の浸け置きをしない場合は、バスタブが温かい内に浴槽用スポンジで洗う、最後に浴槽や壁や床に向けてシャワーで冷水をかけてください。カビが発生しやすい高温多湿を予防するために有効です。冷えればカビも繁殖しづらくなります。最後にバスタオルなどで、壁や浴槽の水分を拭き取るだけでも結果は違ってくるのです。

しが水道職人は風呂場のカビでも対処できるプロフェッショナル

しが水道職人は大津市、彦根市、長浜市、近江八幡市、守山市、栗東市、湖南市で水周りトラブルを解決するプロフェッショナルです。風呂場のカビに悩まされている、本格的な掃除はしたいが時間はないという方の助けになります。ご相談くだされば、すぐに駆けつけて問題を解決しますのでぜひともお問い合わせください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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