水のコラム

料理のやる気を削ぐ!キッチンの下水のような嫌な臭いの予防策を考えよう

2021年12月10日  キッチンのトラブル

キッチンで料理を作ろうと思っても、シンクから立ち上る悪臭が気になっては料理に集中できませんよね。毎日食べ物を扱う場所ですから、嫌な臭いがしないよう清潔にしておきたいところです。

そこでこの記事では、キッチンのシンクからなぜ悪臭が湧いてくるのか具体的に説明していき、その対処法や予防策について詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

キッチンで悪臭!原因はなに?

一般的にキッチンからの悪臭は、生ごみを放置したままにしていることや、食器洗いのためのスポンジや布巾の水を切らなかったことが原因で起こります。

これらによって、雑菌が増殖し、嫌な臭いとなってしまいます。またガスコンロや皿などに付着した油汚れが取れていない、排水菅の汚れが取れていない状態だと、こびり付いた油が酸化によって嫌な臭いが残ります。

キッチンの悪臭解消方法

それでは以上のような場合、一体どうすれば悪臭を取り除くことができるのでしょうか?具体的防止策として、以下4つのことを試してみるとよいでしょう。

・噴射式消臭剤を使用して応急処置
噴射式消臭剤を利用すれば、生ごみから発生する臭いを一時的に弱めることができます。時間に余裕がないときなど応急として活用してみましょう。

・食事や料理をした後の生ごみの水はすぐに切り捨てるようにする
生ごみを三角コーナーに入れたまま放置していることはありませんか?生ごみは短時間で雑菌が繁殖し腐っていきます。夏ですと数時間で異臭を放ってしまいます。

そのため料理終了後は直ちに生ごみはごみ袋にまとめて、しっかり口を閉じて後始末をしましょう。生ごみに水気があると直ぐに雑菌が繁殖し、たちまち嫌な異臭の原因となります。

・コンロ周辺やレンジフードの掃除を怠らない
ガスコンロ周辺やレンジフードの周りを一度見回してみてください。料理中の汚れが付着していないでしょうか?

もし汚れていたなら、重曹を使って油汚れを軟化させて強力な洗剤を使い、よく汚れを落としていきましょう。レンジフードについては、外側表面はもちろんのこと、内の換気扇のフィルター部分なども根気強く洗いましょう。また臭いを根絶するためにプロペラを外して洗うことをおすすめします。

・排水口を毎日まめに掃除する
生ごみをマメに後始末しているのに悪臭が消えないときは、排水口や排水管に汚れが溜まっている可能性が高いです。排水口のごみを毎回捨てていても、ごみ受けに溜まった食べ物のかすが腐り、ヘドロになっていることがよくあります。

そんなときは、市販のハイターなどを振りかけてしばらく置き、タワシなどで擦り洗いをして汚れを落としましょう。また排水トラップも同じようにしっかりこすり洗いします。

排水トラップ下の汚れについては、目で確認することができません。家庭用パイプクリーナーを使用してしつこく付着した汚れを落とすと、臭いが消えることがあります。しかし予防程度にはなりますが、それ以上の汚れになると業者に頼む必要が出てくるかもしれません。

キッチンの下水のような嫌な臭いの予防策

キッチンの嫌な臭いの予防策としては、入念な毎日の清掃はさることながら、いくつかの方法があります。またその際に活用できる道具も紹介します。

・排水口に50℃ぐらいの熱湯を流す
排水管に溜まった油は冷えると固まって臭いはもとより、つまりの原因になります。そのため習慣的に家庭用パイプクリーナーを使うことで、ある程度の予防効果が期待できます。

それよりも簡単な方法としては、排水口に熱湯を定期的に流すことです。固まりきった油を溶かして流すことができます。ここで注意しなければならないのが、熱湯の設定温度です。

排水管の素材は「塩化ビニール」で、耐熱温度は60℃〜70℃です。また排水口の淵の隙間を埋めているパテの耐熱温度は、45℃前後と言われていて、熱に強くありません。

したがって50℃以上の熱湯を流してしまうと、排水管つなぎ目部から水漏れをしてしまう危険性があります。排水管が壊れてしまっては、本末転倒なのでくれぐれも注意しましょう。

・臭いを抑える道具
キッチンの嫌な臭いを防ぐための道具も存在します。たとえば消臭剤は、キッチンに置けるもがあり、悪臭を抑制することが可能です。また排水口用消毒剤を排水口に置くと、異臭発生を予防できます。臭いの元を消すことではなく、一時的な予防対処として使いましょう。

そのほかにも市販のイオン発生機では、イオンの力で除菌や消臭を行ってくれます。もちろん臭いの元を消すわけではありませんが、臭いの対策としてはおすすめです。

まとめ

キッチンが臭ってくる理由としては、さまざまなことが考えられますが、まずは日頃のキッチン清掃をしっかりとすることを心がけましょう。

汚れが溜まることによって二次被害が多発します。換気扇や排水管の故障、詰まりなどがその例です。

また掃除を毎日しているのになかなか臭いが取れないという場合は、排水管に汚れが溜まっていることが予測されます。そのままにしてしまうと、詰まって汚水が排出できなくなる危険性があります。

そのようなときには、すぐにプロの業者に依頼しましょう。毎日立つキッチンですから、いつも清潔にしていれば、料理や洗いものをするモチベーションも上り、気分よく暮らせますよね。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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