水のコラム
トイレの床は菌だらけ!日頃からできるトイレ床掃除の方法
日常的にトイレを掃除する際、床もきれいにしていますか?床はあまり気にしていない、簡単にしか掃除していないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、トイレの床は自分が思っている以上に汚れています。床まできれいに掃除しないと、雑菌の宝庫になることも。今回はトイレ床掃除の方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
トイレの床が汚れてしまう原因とは?
トイレの床が汚れる原因には3つ挙げられます。それぞれ詳しく解説します。
尿の飛び散り
1つ目は尿の飛び散りです。特に男性や子どもがいる家庭にありがちな原因ですね。立って尿をたすと、自分では気づかないうちに壁や床に尿が飛び散っています。
見えない飛沫が広範囲にわたって飛び散っているので、最近では座って尿を出す男性も増えていますね。また、女性でも便座と便器の間から飛び出した尿が床に落ちることもあるので、女性だけの家庭の場合も注意が必要です。
足裏の皮脂
2つ目は皮脂です。スリッパではなく素足でトイレに入っている場合は、足の裏の皮脂が床に付着します。床掃除をしないと徐々に蓄積し、そこにほこりが積もることで黒ずみに発展してしまうのです。
ほこり
3つ目はほこりです。トイレットペーパーを使ったり、衣類が擦れあったりするトイレの中は、予想以上にほこりが蔓延しています。
飛び散った尿や皮脂の上にほこりが落ちると、黒ずみや雑菌が繁殖する原因となるので本当に厄介です。
トイレの床掃除をする際に役立つグッズ
トイレの床掃除に大変なイメージをお持ちの方も多いでしょう。そこで、ここからはトイレの床掃除をする際に役立つアイテムをご紹介します。
・ハンディー掃除機
トイレにはほこりや髪の毛が意外に落ちています。しかし、トイレは狭いスペースなので、普通の掃除機よりもハンディー掃除機を使った方が小回りも利きますし、細かなほこりなどの汚れを吸い取りやすいです。
・トイレ用フロアワイパー、お掃除シート
便座や便器を掃除する際にお掃除シートを使用している方も多いでしょう。床も同じシートで掃除できますよ。
しかし、かがんで床を拭き掃除するのは大変ですよね。そこで役立つのがフロアワイパーです。
コンパクトなフロアワイパーにお掃除シートをつければ、手が届きにくい場所でも掃除しやすくなります。かがんだ状態にならなくて良いので、体への負担を減らしたまま掃除できるのがうれしいポイントです。
・クエン酸スプレー
こまめに床を拭き掃除していれば充分なのですが、気になる汚れやニオイがある場合はクエン酸スプレーが効果的です。クエン酸は除菌や消臭効果があるので、床掃除にも有効だと言えるでしょう。
気になるところをスプレーして拭き取るだけです。ただし、トイレの床材がフローリングの場合はコーティングが剥がれたり傷めたりする危険性があるので、使用する際は注意してください。
トイレの床掃除のポイント
トイレの床をきれいに掃除するためには、床材ごとに適した掃除方法を取り入れる必要があります。
クッションフロアの場合
最近のトイレで多く使われているのがクッションフロアです。クッションフロアは水や汚れに強いビニール素材なので、掃除も簡単です。お掃除シートを使えば尿はねなどの汚れは簡単に拭き取れるでしょう。
ただし静電気が発生して、ほこりが付きやすい性質を持っているので、掃除機もうまく使いながら掃除することをおすすめします。
フローリングの場合
フローリングは湿気に弱い性質を持っています。洗剤や掃除用具を使用することでコーティングが傷つく場合があり、見た目が悪くなることも。
フローリングの床を掃除する際は簡単にほこりを取り除いた後、中性洗剤を垂らしたぬるま湯に雑巾を浸して固く絞り、素早く拭き取ります。その後きれいな水で絞った雑巾で水拭きをし、さらに乾拭きをして完了です。
フローリングに水が染み込まないように迅速に行動するのが大切なポイントですよ。
タイルの場合
タイルは丈夫なので塩素系漂白剤を使っても問題ありません。ただし、タイルよりも目地に汚れが付きやすいので、カビが生えないように注意する必要があります。
表面の汚れが気になる場合はフローリングと同様に、中性洗剤を浸した雑巾を絞って掃除した後、きれいな雑巾で拭きあげれば完了です。目地に汚れが溜まっている場合は塩素系漂白剤で掃除すると、きれいに落としやすくなりますよ。
まとめ
今回はトイレの床掃除についてまとめていきました。自分が思っている以上にトイレの床は汚れています。そのまま放置すると雑菌の宝庫になってしまうので、日ごろから掃除する必要があります。
手軽にできる床掃除の方法や役立つアイテムなどをご紹介したので、ぜひ参考にしてみてください。雑菌が溜まりやすいトイレだからこそ、隅々まできれいにしておくことが大切です。簡単な掃除だけでも良いので、できれば毎日お手入れしておくとよいでしょう。