水のコラム

ユニットバスの交換費用の目安はどれくらい?安く抑える方法も解説!

2022年01月29日  お風呂のメンテナンス


ユニットバスの交換費用は、グレードや浴室の大きさ、さらにつけるオプションやメーカーなどによっても費用が大きく変わってきます。

そこで今回は、ユニットバスの交換費用の目安やなるべく費用を抑えるためのテクニック、また交換する際に気を付けるべきポイントなどについてご紹介します。

ユニットバスの交換を検討している方は、参考にしてみてくださいね。

ユニットバスの交換費用の目安

一般的なユニットバスの交換費用は、おおよそ45万円から高いものだと150万円以上かかることもあります。

具体的な費用の内訳は「ユニットバス本体の価格」「工事費用」「諸費用」が挙げられます。

ユニットバスの価格はメーカーやグレードによっても変わりますが、とくに何の機能もつけない簡素なものだと25~30万円程度、さらに機能にこだわりたいのであれば、60~80万円といったところまで価格の幅は広くなります。

工事費用は主に解体や内装、配管工事・電気工事などが含まれ、相場としては35~50万円以内だといわれています。

さらに、ユニットバスはグレードによっても価格が変わっていきます。グレードは「ローグレード」「ミドルグレード」「ハイグレード」に分けられ「ローグレード」の価格相場は60~70万円程度で可能です。ただし浴槽や床が断熱材を使っていないため、浴室が冷えやすいデメリットもあります。

一番ベーシックな「ミドルグレード」は、浴槽や床に断熱材を使用しており、比較的見た目もおしゃれなものも多く、使い勝手のよさが特徴です。

価格はローグレードよりも少し高くなり、80万円程度まで上がるものもあります。

よりデザインに高級感を持たせたい方におすすめの「ハイグレード」は、価格は100万円以上するものもあります。デザインだけでなく性能も格段に上がり、ジェットバスや肩湯、打たせ湯といったハイグレードならではのオプションがつけられるのも魅力です。

オプションはこのほかにも「追い焚き機能を付ける」「浴室内にテレビをつける」「浴室内に乾燥機や暖房機を付ける」などがあり、中にはオプションだけで20万円以上するものもあります。

工事を依頼する業者がどこまでできるのか、予算を考えながら調べてみてください。

ユニットバスの交換費用を安く抑えるテクニック

ユニットバスの交換費用はかなり高額な工事です。少しでも安く抑えるにはどうすればいいのでしょうか。

業者選びもまた、安く抑えるための一つの方法です。

というのもユニットバス本体の価格は、業者がよく使うものだと、割引がきくこともあるからです。したがって、一つの業者で決めてしまうのではなく、複数の業者に見積もり依頼をして、一番価格の低いところを選んでみるといいでしょう。

ただし、工事費用があまりにも低すぎる業者だと、追加料金によって結果的に高額になってしまうこともあるので、注意が必要です。価格だけではなく、サービスの内容や、担当者に低さの理由を聞いてみるのもいいかもしれません。

また「グレードの低いものを選ぶ」ことによってもコストを削減できます。たしかにグレードの高いものであれば、見た目や性能といった面ではいいのですが、高いものであれば100万円以上するものもざらにあります。

それに比べて低いものであれば、100万円以内に抑えることもできるので、約数十万円ほど節約できます。

加えて、本体以外の場所であれば、自分でDIYすることで人件費や工事費を抑える方もいます。ただし、自分でDIYすることは普段からこういった作業に慣れている方でなければ、難しいものになります。

配線や水回りの工事が必要となる本体の取り付ける作業、また「あまり自信がない」といった方は業者に依頼した方が確実です。

さらに、一定の条件を満たしていれば、国や各自治体の補助制度を利用することで、助成金という形で価格を下げられます。

たとえば、家族に要支援または要介護の認定を受けている方がいれば「介護保険制度」が利用でき、20万円までであれば補助金をもらえます。手すりの取り付けや段差をなくすような「バリアフリーリフォーム」をする場合は、利用してみるといいでしょう。

なお他にも「次世代住宅ポイント制度」といったものであれば、おもに節湯水栓・浴室乾燥機といったエコ住宅設備や家事負担軽減設備のリフォームを対象に、ポイントを受け取れます。

しかしながらこうした補助制度は、各自治体によって受けられる内容が変わってきます。そのため市役所や区役所の窓口、もしくはお住まいの自治体のホームページなどをチェックしてみてください。

ユニットバスを交換する前に確認するべきポイント

最後に、ユニットバスの交換をする前に気を付けるべきポイントについて、いくつかご紹介します。
■ユニットバスの交換頻度を知っておこう
ユニットバスの交換頻度は一般的に15~20年に一度です。

また、耐用年数内であっても「カビが発生しやすくなった」「掃除をしてもきれいにならなくなってきた」「換気扇が稼働しない」「臭いやサビが目立つようになってきた」といったことが多くなれば、より早く交換する必要があるでしょう。

その家の使用状況や、環境といった面もまた考慮しなければいけません。
■ユニットバスの交換にかかる日数の目安
さらに、ユニットバスからユニットバスへ交換する場合の工期は2~6日、在来浴室からユニットバスへの交換は4~8日程度、交換には一定の期間が要することも頭に入れておきましょう。

とくに、集合住宅で周りにも住んでいる方がいるのであれば、工事中の騒音も発生する可能性があるため、事前に一言伝えておくといいかもしれません。

ユニットバスの傾向として、戸建ての方が間取りに余裕があるため、見た目や高機能なものを選べる範囲は広くなります。またサイズによっても費用は左右されることから、自分がどんな浴室にしたいかによって、イメージチェンジを図るのも一つの方法です。

まとめ

今回は、ユニットバスの交換費用の目安と安く抑えるためのコツ、さらにユニットバスに交換する前に気を付けるべきポイントなどについてご紹介しました。

ユニットバスは耐用年数内であっても、各家庭の使用頻度によって早くなるケースがあります。そのため「最近、臭いが気になってきた」「カビが発生しやすくなった」などの症状が出てくれば、交換を検討しましょう。

交換工事は依頼する業者によって、グレードやオプション、メーカーなどによっても費用が大きく異なります。一社だけで判断してしまうと失敗するリスクも高くなってしまいますし、必要以上に高くついてしまうこともあるので、複数の業者に見積もりを取ってもらうようにしてみてください。

お住まいの自治体によっては、条件次第では補助金といった形で節約できる場合もあります。家族に要介護・要支援の認定を受けている方は、生活がしやすくなるだけではなく費用を抑えられるので、ぜひ各自治体のホームページなどを確認してみてくださいね。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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