水のコラム

お風呂のドアが汚れる原因は?具体的な掃除方法も解説

2022年04月27日  お風呂のメンテナンス


お風呂の掃除をしっかりしていても、お風呂のドアまで掃除をしているという人は少ないのではないでしょうか。

この記事では、お風呂のドアが汚れる原因やお風呂の掃除方法を詳しく解説します。毎日の掃除に役立てて下さいね。

なぜお風呂のドアが汚れる?原因を解説

お風呂のドアが汚れる原因は、主に3つあります。

1つ目は、カビです。お風呂場は、湿気が溜まりやすく湿度も高くなりやすい場所。カビの栄養素となる皮脂汚れも付着しやいため、カビが繁殖に繋がります。特にドアのパッキン部分など、細かい隙間に発生することが多いでしょう。

2つ目は、石鹸カスです。お風呂場で飛び散る石鹸カスは、ドアガラスやアクリル板に付着した白い汚れとなって残ってしまうことがあります。放置すると落ちにくくなってしまうため、注意が必要です。

3つ目は、ホコリと水垢です。お風呂のドア下枠やレール部分に、白や茶色っぽい汚れが溜まっていることがあります。これは水垢とホコリが入り混じった汚れです。この場所は、意外に目立つ部分なので注意が必要です。

また、換気口の間もホコリが溜まりやすい部分。時間が経つと固まって落ちにくくなってしまうため、定期的に掃除するようにして下さい。

こうすれば落ちる!お風呂のドアの掃除方法

では、お風呂のドアはどのように掃除したら良いのでしょうか。3種類の方法を紹介します。
準備するものは、クエン酸・ブラシ・ゴム手袋・割りばしに布を巻きつけた割りばし棒です。

また、クエン酸小さじ2分の1と水100mlをスプレーボトルに入れてクエン酸水を作っておきましょう。1つ目は、お風呂のドア面を掃除する方法です。

ドア面に付着している汚れは、石鹸カスや水垢。この汚れは、最初に作ったクエン酸スプレーで掃除できます。まず、スプレーが行き渡るようにするため、お風呂のドア全体に水をかけて下さい。その後、お風呂のドア面にクエン酸スプレーを吹きかけ、ブラシで擦り落として完了です。

2つ目は、お風呂のドアのフチやレール掃除する方法です。ドアのフチやレール部分は意外にホコリが溜まりやすい部分。目立つ部分のホコリや汚れは、ティッシュなどで拭き取っておいて下さい。ホコリは濡らすと取りにくくなるので、濡らす前に取ることをおすすめします。続いて、ドアレールなど取り外せる部品がある場合は全て取り外して下さい。その後、ドアレールのドアのフチ部分にクエン酸スプレーを吹きかけ、5分ほど時間を置きます。

時間を置いた後、ブラシでこすり洗いして下さい。細かい部分は、割りばし棒を使用して隅々まで。使い古した歯ブラシを使うのもおすすめです。ゴムパッキンも広げてしっかり汚れを落として下さい。

3つ目は、カビを見つけた時の掃除方法です。カビを見つけたときには、漂白剤ペーストとラップを使用した掃除方法が効果的。大さじ1の液体石鹸と大さじ2の酸素系漂白剤、少々の水を混ぜれば、漂白剤ペーストが出来上がります。酸素系漂白剤は刺激が強いため、肌が弱い人は必ずゴム手袋を着用するようにして下さい。

作った漂白剤ペーストをカビが気になる部分に塗ってラップして30分ほど放置します。時間が経過した後に洗い流して完了です。ただし、頑固なカビの場合は漂白剤ペーストでは効果がないことも。どうしても落ちないカビには、塩素系カビ取り剤を使うことも可能です。

その際は、お風呂の換気をしっかりして掃除して下さい。また、塩素系洗剤は酸性のものと一緒に使用できません。使用の際には注意しましょう。

お風呂のドアを汚さないための予防方法

お風呂のドアを汚さないために簡単にできる予防方法は、「マスキングテープ」を使用することです。

マスキングテープの種類は、100円均一に売っているごく普通の白いもの。透明度が低い真っ白なマスキングテープを選んで下さい。また、予防掃除用に抗菌加工されている白マスキングテープもあるようです。

マスキングテープを貼る場所としては、バスルームのシリコンコーキング部分があります。ここはシャワーの水がかかったり水垢や髪の毛、汚れが溜まりやすい部分で、汚れが目立ちやすい所でもあります。

白マスキングテープを貼る前には、シリコンコーキング部分の汚れをキレイに取り除いてキレイにすることから始めて下さい。汚れをきれいにした後には、キッチンペーパーや乾いた布で水分を拭き取って乾燥させます。

その後、白マスキングを貼り付けていきます。マスキングテープの貼り方としては、一直線に真っ直ぐ張るのがポイントです。指で押さえながら少しずつ貼っていくとスムーズにキレイに貼れます。この部分が汚れた時には、テープを張り替えるだけ。ホコリがついた時には、テープの上からでもサッと拭くだけで簡単に掃除できます。

また、白マスキングテープは、バスルームのドアの下にあるゴムパッキンとレール下の溝にも活用可能です。この部分は、頑固な汚れが溜まりやすい部分。白マスキングテープを埋めるようにして貼っていくことで、しつこい汚れを予防できます。

月に1回ほどマスキングテープを交換するようにすれば、キレイな状態をキープできること間違いありません。白マスキングテープを取り替える際には、アルコール除菌スプレーで掃除することで防カビ効果もアップ。

このように、白マスキングテープで、ドア周りを補修するだけでグッとドア掃除が簡単になります。加えて、お風呂を使用した後に汚れや湿気を残さないようにすることも重要です。

最後にお風呂を使った人は、シャワーを使用してドアについた皮脂汚れや石鹸カスを洗い流して換気しておきましょう。

通気口の掃除でドアがキレイに?意外なポイント

通気口とは、浴室ドアの下部にあるスリットが入った部分のこと。

掃除しないで放置しているとホコリが溜まったりカビが生えたりするので注意が必要です。また、通気口が汚れて詰まってしまえば、換気効率が下がり通気口に発生したカビをバスルーム全体に振り撒いてしまうことになります。

見落としがちな部分ですが、しっかり掃除して清潔に保つようにして下さい。ホコリが乾燥している時には掃除機で吸い込むことが可能です。ブラシ付きのヘッドがあれば、それをつけて掃除するようにして下さい。

しかし、ホコリが水分を含んでしまった場合は掃除機で吸い込むことはできません。古い歯ブラシや割りばし棒を使って、上記で取り上げたクエン酸スプレーを吹きかけて汚れを取り除くようにして下さい。また、通気口にホコリ取りフィルターを貼って汚れを防止することも可能です。

簡単に掃除できると言っても、通気口の掃除はつい忘れることもあるのでは。そんな方には、お風呂の通気口専用のホコリ取りフィルターがおすすめです。通気口に貼っておくことで、フィルターがホコリを絡め取ってくれます。ホームセンターやインターネットで購入可能です。

とは言っても掃除自体、数分で終わってしまう簡単なもの。お風呂掃除のついでに、通気口を掃除する習慣をつけましょう。

まとめ

お風呂のドアが汚れる原因は、カビ・石鹸カス・ホコリと水垢です。

これらの汚れは、ドア部分のさまざまな箇所に発生します。ホコリが溜まりやすいフチやレール部分の掃除には、クエン酸と水をミックスさせたクエン酸水が効果的。

また、レール部分やシリコンコーキング部分に白マスキングテープを貼り付ければ、汚れを予防できます。定期的な掃除と予防で清潔さを保っていきましょう。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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