水のコラム
キッチンメーカーごとの特徴を知ろう!それぞれの魅力をご紹介!
キッチンのリフォームを検討しているとき、キッチンメーカーごとの特徴や、どのようなことを重視してキッチンメーカーを選んだらよいのか迷うことが多いと思います。
そこで当サイトでは、それぞれのキッチンメーカーの特徴や魅力、キッチンメーカーを選ぶ際のポイントなどをくわしくご紹介していきます。それぞれのキッチンメーカーを比較しながら、自分の使いやすいキッチンを探してみましょう。
キッチンメーカーの特徴
キッチンメーカーの特徴を知ることで、自分が理想としているキッチンを選べます。
キッチンメーカーを比較して失敗しないリフォームをしたいですね。
ここからは、メーカーごとの特徴をわかりやすく解説していきます。
■TOTO
TOTOのシステムキッチンは、除菌水や水ほうき水栓・すべり台シンクを強みとしています。水回りの設備が強く、節水しながらもシンクをきれいに保つシステムキッチンがTOTOの特徴です。
キッチンの美しさと使いやすさを追求したザ・クラッソは、除菌効果があり、ふきかけるだけでヌメリを抑制できる、きれい除菌水が標準装備になっています。
手ごろな価格で購入できるミッテは、ゴミがつまりにくい、すべり台シンクや節水できる水ほうき水栓が主な性能です。
■LIXIL
LIXILのシステムキッチンの特徴は、料理が楽しめる機能をメインにしています。
調理は手早く、片づけや掃除が楽になる機能が満載です。熱にもキズにも強いセラミックトップや、調理と後片付けをWでサポートしてくれるWサポートシンクがあります。
Wサポートシンクは、幅が約92㎝と約76㎝のサイズが選べます。自分の使いやすいサイズで調理も片付けも同時にこなせて快適です。揚げ物など、まわりが汚れやすい作業もシンク内でできるため気軽に行えます。
■パナソニック
多くの家電を取り扱っているパナソニックは、家電メーカーならではの機能が充実しています。
掃除が大変なレンジフードは、毎回自動でファンの汚れを掃除するほっとくリーンフードで、10年間ファンの掃除が不要です。
ほかにもシンクやカウンター、水栓部分にスゴピカ素材が使われているのも特徴になります。スゴピカ素材は水や油をはじく素材であるため、さっとふくだけで掃除が完了するパナソニック独自の開発素材です。
■クリナップ
クリナップのシステムキッチンは、頑丈で水や熱にも強い高品質ステンレスが採用されています。
扉や骨組みが木製で作られているものが多く劣化が早く進みます。高品質ステンレスを使用しているクリナップのシステムキッチンは、水気や摩耗による劣化を長期間防げることが特徴です。
水に馴染みやすい親水性のセラミック系特殊コーティングが施されているため、汚れの下に水が入り込み、汚れを浮かしてくれるのも特徴です。落としにくい油汚れもさっとふくだけできれいになります。
■トラクス
トラクスは国産初の人造大理石カウンターキッチンを手掛けたメーカーです。
旧ヤマハリビングテックで40年以上人造大理石にこだわり続けているメーカーになります。
汚れや傷・衝撃や熱に強い素材を使用しているところが、大きな特徴です。人気が高いBerry(ベリー)は、キッチンの立ち上がり部分が高く設計されています。
ハイバックカウンターにクックコンセントをつけることで調理家電を楽に使いこなせる機能もおすすめです。
キッチンメーカーを選ぶときに重視すべきポイント
主なキッチンメーカーの特徴がわかったら、キッチンメーカーを選ぶときに重視しておきたいポイントも覚えておきましょう。
代表的なポイントが5つありますが、比較しながら自分はどれが一番重要なのか考えながら読んでみてください。ポイントを考えることで、理想のキッチンメーカーが絞りやすくなります。
■どのくらいの価格で購入できるか
ポイントとしておさえておきたい項目として、どのくらいの価格で購入できるのか知っておく必要があります。
メーカーやキッチンのグレードによって価格は異なりますが、価格相場は約50万円〜150万円程度といわれています。
予算の範囲内で購入できるものがあるか、調べておきましょう。
■長期にわたって使えるか
「長期にわたって使えるか」を考えて購入することも重要なポイントです。
小さな子どもがいる家庭では、子どもが大きくなっても一緒に料理が楽しめるキッチンを選んでおきたいものです。キッチンのサイズは、後々変更が効きにくいものなので、将来的に使えるサイズを考えておいてください。
■機能性が優れているか
毎日の調理を素早く快適にするために、キッチンの使いやすさは重要なポイントになります。
メーカーごとで強みとしている性能は異なりますが、掃除がしやすいものや収納性が優れているもの、省エネ・節水タイプ・耐久性の良さなどを重視して選ぶことがおすすめです。
■収納スペースが使いやすいか
シンクの次にこだわりが見えるのが収納スペースです。キッチンメーカーごとに、引き出しや吊り戸にこだわりがあります。
収納できているつもりでも、使っているうちに散らばりはじめてしまうのがキッチン収納です。使いやすいスペースをみつけることで、素早くきれいに収納できます。
■デザイン性が優れているか
キッチンメーカーを選ぶ際、見た目もおさえておきたいポイントになります。
デザイン性はメーカーによってこだわりが異なります。また人によってデザインの好みも違うため、家族で相談しながら選びましょう。キッチンの壁の色に合わせて選ぶ方法もおすすめです。
キッッチンリフォームの注意点
「理想のキッチンを夢見てリフォームをおこなったが、リフォームしたあとに失敗したと気がついた」などの失敗談をよく耳にします。キッチンリフォームを失敗させないためには、どのような注意点があるのでしょうか?
ここからキッチンリフォームをする際の注意点をご紹介していきます。
■キッチンタイプや間取りに注意する
キッチンのタイプや間取りを変更するリフォームでは、実際の生活動線を考えてリフォームすることが重要です。カタログで気に入ったタイプを確認せず、そのままリフォームをしたらスペースが狭くなり動きにくいなどの失敗談もあります。
キッチンからダイニングまでの動線や、スイッチなどの動線も考えながらリフォームしていきましょう。特に移動するときの動線を意識することが重要です。
■ゴミ箱スペースや電化製品スペースを考える
ゴミ箱のスペースを確保し忘れる失敗談は、かなり多くの方が経験する失敗談です。シンクの近くにゴミ箱スペースを確保しておきましょう。リフォームをしたらゴミ箱のスペースがなく苦労したということにならないよう注意が必要です。
また既存のゴミ箱を再利用する場合や、分別ゴミタイプのゴミ箱を使用する場合は、事前にゴミ箱のサイズを測っておくことも重要なポイントです。
■キッチン設備は本当に使用するものを
ビルトインタイプの食洗機などのキッチン設備は、普段の生活で活用できる設備であるかを考えて取り付けましょう。設備費用も高く耐久年数も10年が目安になるため、取り付けても実際に使わなそうな設備は、据え置きタイプにすることもおすすめです。
食洗機は家族が3人以上の家庭では活躍しますが、少人数の家庭では手洗いの方が簡単という場合もあります。家族構成も考えながら取り付けを考えましょう。
■リフォームの優先順位を考える
リフォームを失敗させないコツは、使用しているキッチンの問題点や、実現させたい理想の機能などを明確にしておくことです。計画に優先順位をつけ、これだけはゆずれないラインを設定しておきます。
そうすることで、予算がオーバーしてしまったときに、優先順位の低いものから諦めるなどの対応ができるのです。カタログやメディアなどで多くの情報を得てから計画を立てることもおすすめです。
■作業スペースやキッチンの高さを考える
作業スペースやキッチンの高さは、しっかり考えておきましょう。特に低身長の方は、作業スペースやシンクの位置が高すぎると料理や食器洗いに時間がかかり体にも負担がかかります。
調理台の高さは、高すぎても低すぎても体の負担になります。キッチンの高さは、一番調理をおこなう人の身長÷2+5cmが作業をおこなううえで快適なサイズと覚えておきましょう。
■実際に触ってみることも重要なポイント
キッチンメーカーや気に入ったキッチンが見つかった場合、即決せずショールームで実際に触れてみることが重要なポイントです。実際に操作をおこなってみると、イメージと異なる部分がでてくるため比較することがおすすめです。
キッチンの快適さや使い勝手は、個人差があります。自分にしかわからない感覚を確かなものにするために、実際に触れて確認しておきましょう。
まとめ
各キッチンメーカーの特徴や、選ぶ際のポイントや注意点などを解説してきましたがいかがだったでしょうか。メーカーや商品によって、キッチンの強みが異なります。手入れのしやすさを重視している商品や、調理のしやすさをメインにつくられているキッチンなどラインナップは豊富です。
新規でシステムキッチンを取り付ける場合でも、リフォームでキッチンを新しくする場合でも一番大切なのは、どの機能を重視してキッチンを選ぶかです。キッチンメーカーごとに、耐久性がある素材やデザインの強みはそれぞれです。自分のプランを明確にして、後悔しないキッチンメーカーを選びましょう。