水のコラム

キッチンリフォームは失敗する?例を交えて紹介

2022年07月26日  キッチン

キッチンのリフォームをしたいと考えたとき、まず浮かぶのは費用のことではないでしょうか。高い費用をかけてリフォームしても「うまくいくのか」「失敗しないか」と不安に思う人は多いでしょう。

キッチンリフォームを成功するどうかは、下調べを繰り返したかによって大きく変わるといえます。

以下にご紹介する失敗例を参考に、あらゆるシミュレーションをしてみることをおすすめします。

キッチンリフォームの参考になる失敗例とは?

キッチンリフォームは、範囲にもよりますが、キッチン自体を入れ替えるとなれば大掛かりな工事となります。かかる費用も決して安くなく、度々できることではないので、失敗は避けたいと誰もが思うはずです。

そこで、ここではキッチンリフォームの失敗例をご紹介します。
失敗しやすいポイントがわかっていれば、あらかじめ注意しておくことができます。

リフォームで狭くなった
I型から対面式に変えた場合などには、かえって狭く感じる場合があります。対面式のキッチンは必要となる面積が広く、通路などが狭くなってしまうためです。

人が通れるスペースを確保しても「ゴミ箱や食器棚など必要なものを置いたら、考えていた以上に狭くなり動きづらくなった」ということも起こり得ます。

また「親子や夫婦など、複数人で一緒に料理できるように」とリフォームしたのに、人がすれ違う通路幅がなかった、作業スペースが十分でなかったといった失敗も起こりがちです。

使わない機能・設備がある
「キッチンをリフォームする際にはぜひ取り入れたい!」と設置した設備や機能も、実際たいして使っていないまま…というのもよく聞きます。

たとえば食洗機ですが、いざ設置してみたら「手洗いの方が早かった」「食洗機への出し入れが面倒」となる場合もあります。人によっては使い勝手に慣れない人もいるためです。

床下収納もまた「かがむ姿勢が負担になる」「キッチンマットの下になり使わない」などの理由で使わなくなってしまうことが多くあるようです。

また、ビルトインのオーブンも魅力的な設備ですが、小さいお子様のいる家庭では、お子様が触ってしまうと危険です。

キッチン設備の導入は、家族構成やライフスタイルを考慮して行うことで、失敗を防ぐことができます。ただ「設備が便利だから」と導入を決めずに、ご家庭に合っているかどうかを重視して選んでみてください。

暑い・寒い
自然光の入る明るいキッチンは理想的です。

しかし「明るさ重視でリフォームしたら、西日が強くて夏場はキッチンにいるのが辛い」といったケースもあります。一方、冬場にあるケースが、キッチンの場所が暖房器具から遠く、寒くて料理の時間が辛くなってしまうというものです。

こうした失敗を防ぐには、快適性もしっかり考慮し、リフォーム会社と相談しながらプランを練ることが需要です。間取りと方角をしっかり確認して、それに合ったリフォームを行うようにしましょう。

暗くて電気が必須
窓があっても、向きや大きさによって光がさほど入らない場合もあります。また食器棚などで、遮ってしまっては明るさも足りなくなってしまいます。

リフォームを行う際は、窓の位置や家具の配置を含めて検討するよう注意すべきです。うす暗く電気が必須となっては、残念なリフォームと言わざるを得ないでしょう。

コンセントの位置・数が合わない
キッチンまわりでは電気を使用する家電も多くあります。しかし、コンセントの位置を考えずに家電の配置を変えたところ、コードが届かなくなってしまった、ということはよくある失敗例です。

延長コードを使えば解決できますが、できればスッキリ見えた方が気持ちもいいはずです。キッチンまわりの家電は増えていく可能性もあるので、リフォームを機にコンセントの増設工事も検討するとよいでしょう。

ニオイがこもる
リビングと一体化しているアイランドキッチンは、家族との距離も近く大変魅力的です。しかし距離が近いからこそ、ニオイには注意が必要です。

調理中の美味しそうなニオイは、食欲をそそるいいニオイですが、生ゴミや洗わずに置きっぱなしになった調理器具の油のニオイまでも、リビングに漏れてしまいます。

そのままニオイがこもってしまうこともあるので、家族の生活スタイルなども考慮しながら、リフォームを検討する必要があるでしょう。

目線が気になる
カウンターキッチンやアイランドキッチンは、リビングと一体化しているので、キッチン全体が見通しのよい環境です。そのため、いつも見られていて目線が気になるともいえるでしょう。

とくにアイランドキッチンの場合は収納も限られることから、常にきちんと片付けを維持することが求められます。片付いていなければ見た目も悪いので、忙しい生活をしている人には、負担となるかもしれません。

キッチンのリフォームで失敗しないためのポイントを紹介

では、失敗例を踏まえて、キッチンリフォームで失敗しないためのポイントを見ていきましょう。

取り入れたい設備や機能を絞る
キッチンのリフォームを行う際には、どうしても必要な設備や機能を絞るようにしましょう。優先順位を決めて、家族の暮らしに合っているかどうかじっくり検討してください。

憧れや「便利そう」というイメージだけで設置しても、結局使わなければ費用も無駄になってしまいます。

家族にとって必要な設備や機能だけに絞ることが、使いやすいキッチンの実現に繋がります。

動線を考える
キッチンの形状を変えたい場合、家電の配置を考える場合など、実際にどう動くかをよくシュミレーションしてみましょう。

キッチンの中だけとはいえ、料理をするたびに行ったり来たりするようでは効率が悪く「なぜか料理に時間がかかる」「なぜか料理が疲れる」などの問題が起こります。

家事動線を意識して、負担が少なくなるようなリフォームを行いましょう。

家族で話し合う
家族でたくさん話し合うことも忘れてはいけません。家族からの思いもよらない意見や要望も、きちんと話し合って決めていきましょう。

家族みんなが気持ちよく笑顔で過ごせるような、そんなリフォームを目指しましょう。

まとめ

キッチンのリフォームを考えるときには、理想のキッチンを思い描いてはワクワクするものです。設備や機能を調べるうちに「使ってみたい」と思うものが出て来るはずです。

しかし「取り入れたものの結局使わずに終わる」ということは意外にあります。ショールームなどに足を運び、見て触って、使用感を確かめてみるとよいでしょう。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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