水のコラム

風呂のリフォームに必要な費用は?具体的な内容を解説

2022年09月09日  お風呂

家族構成の変化やある程度築年数が経過している際、お風呂のリフォームについて検討する家庭も多くあるでしょう。しかし、お風呂のリフォームは日頃行わないぶん、リフォームの種類を始め、リフォームにかかる費用や工期など気になる点が数多くあります。

事前にお風呂のリフォームにかかる費用などを押さえておくことで、満足度の高いリフォームをすることができます。では、具体的にリフォームの内容や費用はどのようなものになるのでしょうか?そこで今回は、お風呂のリフォームに必要な費用と具体的な内容について解説します。

風呂場のリフォームでできることとは?

お風呂のリフォームをする際、居住している者同士で現状のお風呂への不満やリフォームに対する希望をまとめて共有しておくことがポイントです。

お風呂のリフォームは、全体を変えることもできるほか、部分的に変えることも可能です。全体的なリフォームの場合は、主に在来工法と呼ばれる昔ながらのお風呂をリフォームするケースとユニットバスをリフォームするケースにわけられます。

どちらも全体のリフォームになるため、費用や工期をよく確認してから検討するようにしましょう。

部分的なリフォームにはひび割れや亀裂による浴槽の交換や高さを調節した、段差の低い浴室にするなど自由度が高く、細かい要望に合わせてリフォームすることができます。

また、機能を充実させることも可能です。浴槽の材質を変更してお湯が冷めにくい浴槽に変更するほか、追い焚き機能やジェットバス機能付きの浴槽にも対応できます。

このように、最新機能を持った浴槽に交換させることもできますが、壁や床などのリフォームも必要に応じて検討しましょう。

特に、長年お風呂を使い続けて、その経年変化によって変色や耐久性が脆くなっている場合があります。高温多湿な環境でもあるため、カビの発生に関しても気にしておきたいところです。
このような場合は、汚れにくい材質の壁や床、抗菌作用があるものにリフォームすることで、清潔感を維持したまま使用でき、小さい子供や高齢者でも安心です。

お風呂のリフォームを検討する際に忘れてはいけないのが、ドアや換気扇です。お風呂場では湿気がこもりやすいため、換気扇の活用は欠かせません。しかし、換気扇の耐用年数は10年前後とされており、年数が経過している場合は交換が推奨されています。

換気扇のファンが湿気やカビによって劣化し、本体の故障になる前に交換を検討しましょう。
お風呂のリフォームとなると、浴槽の機能の拡張や便利な機能を追加したくなりますが、それ以外の部分にも目を向けることで、お風呂場の長期的な使用ができるようになります。

風呂場のリフォーム費用目安はどのくらい?

お風呂場のリフォームで気になるポイントが、費用に関する内容です。お風呂場のリフォームに関する費用は幅広く、お風呂場の面積やサイズ、施工内容によって変わっていきます。

そのため、明確な費用がわからなくても、大まかな費用相場をチェックしておくことが重要です。それに加えて、自分がリフォームしたい内容を照らし合わせることがポイントです。

小規模なドアの交換や配管工事、電気工事の場合は約10万円以下で費用を抑えられるケースがほとんどです。仮設工事や下地に関する費用も約3万円以下でおさまると考えておきましょう。

また、撤去や廃棄に関する費用が発生するケースがあります。浴槽や給湯器など大掛かりなリフォームを行う際にはこの点にも注意しましょう。

では、リフォーム内容による費用はどのくらいかかるのでしょうか?ここでは、お風呂場のリフォーム費用の目安について解説します。

低価格から約50万円以下でリフォームできるケース
材質や大きさによって費用は変動しますが、床や壁の張り替え作業の場合は約10万円から30万円でリフォームできます。また、浴槽は約10万円から50万円、給湯器の交換は約10万円から40万円の範囲と考えておきましょう。

また、高齢者のいる家庭では、段差の調整や手すりを設置させるケースもあります。この場合は、簡易的な工事で済むので約3万円から10万円の費用でリフォームできます。

約100万円以下でリフォームできるケース
この価格帯でリフォームできる内容は、浴槽のサイズ変更や床暖房の設置、塗装などの内容になります。床暖房と同時に、異なる材質のものに張り替える場合は約70万円と考えておきましょう。

空きスペースを活用して浴槽のサイズを変更する場合は、約80万円から90万円でリフォームできます。ただし、壁をくり抜いて面積を大幅に拡張させる場合は、これ以上の費用が発生するので注意しましょう。

約150万円以下でリフォームできるケース
この価格帯でできるリフォームは、お風呂の改修と給湯器の交換を同時に行う場合やテレビやジェットバス、シャワーヘッドの機能拡張や追い焚き機能など、様々なオプションを組み合わせる内容になります。

また、浴槽の交換においても、特殊な形状のものに交換する場合は、この価格帯になることも考えられます。このようなリフォームの場合は、約120万円から140万円と考えておきましょう。

お風呂の水漏れ修理は業者に依頼するのがおすすめ

お風呂の水漏れトラブルで困った経験をした人も多いのではないでしょうか?お風呂で起こる水漏れは、場合によって修理が大掛かりなものになる可能性が考えられる上、原因がはっきり特定できないケースもあるので、業者による修理で対応してもらうことがおすすめです。

水漏れが発生している原因が、浴槽の破損やひび割れ、給湯器からの水漏れである場合は、特に業者への依頼を優先しましょう。これらの症状は放置しすぎると、さらなるトラブルを発生しかねません。

浴槽における水漏れは、補修を行って対処するか浴槽ごと交換するかによって費用や作業時間が異なります。

補修剤などを使用しての修理の場合は、対象の場所を補修してからその補修剤が馴染んで乾燥させるまで時間がかかります。そのため、時間にもゆとりを持って依頼することがポイントです。

浴槽の交換の場合は、多くの費用や時間を要するものの、再度補修し直す必要がなくなるので、長期的に使用したい人であれば、交換も検討しましょう。

給湯器の水漏れは、配管の修理で済むケースと給湯器本体を交換するケースとでわけられます。配管の修理は、それほど時間と費用が発生しないため手軽に依頼できますが、給湯器本体の交換の場合は、丸1日作業する場合がほとんどです。

給湯器本愛の交換は、作業中に水道を止めてしまうため、時間によってキッチンやトイレが使用できなくなる可能性もあります。

また、給湯器のメーカーによってはサポートが終了しており、保証が適用されない場合もあるので、その際には、業者の判断に任せて対応してもらうことが大切です。

水漏れ修理業者の選び方

水漏れの修理業者を選ぶ際には、選び方のポイントを押さえておきましょう。選び方のポイントは、修理実績や料金形態が明確に提示されているかという点です。

業者によってもスキルや知識には多少差があります。その中で、修理実績が多い業者や写真付きで修理内容を紹介している業者であれば、初めての依頼でも安心して任せることができます。

また、追加料金や高額請求を防ぐために、料金形態が明確であるかもチェックしましょう。そのためには、見積もりを依頼するのはもちろん、一度現場を下見してもらうことで具体的な費用を確認することができます。

まとめ

この記事では、お風呂のリフォームに必要な費用と具体的な内容について解説しました。
お風呂のリフォームでは、日頃のお風呂場の使い方や使用人数を考慮した決め方が大切です。これに加えて、かかる費用や工期についてもよく確認しておきましょう。

家庭の状況に応じたリフォームを始め、世代を超えて住み続けている家庭では、いつかお風呂のリフォームを考えなければいけないタイミングがあります。

大きなトラブルや環境の変化が起きる前に、どのようなポイントを意識してお風呂を使用したいかを共有し、大まかにリフォームのイメージを掴んでおくことが大切です。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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