水のコラム

埋め込み式洗濯機水栓とは?交換費用や修理方法をご紹介!

2023年07月24日  洗濯機の水漏れ

洗濯機の水栓にはさまざまな種類がありますが、埋め込み水栓というタイプがあることをご存知でしょうか。使用している機種によって種類が異なるのですが、壁から直接出ていれば埋め込み式です。

この記事では、主なトラブル、修理にかかる費用などを紹介していきます。

埋め込み式洗濯機用水栓とは

この形の水栓は、マンションなどに多いタイプになっています。水栓パネル自体が壁から直接出ているため、スペースを取らない特徴があるのです。狭いスペースでも洗濯機を設置できるメリットもあります。自宅の洗濯機の水栓を確認してみましょう。

壁に直接蛇口が埋め込まれているタイプ
一般的に使用されている洗濯機の蛇口は、水栓がむき出しになっていることがほとんどです。それと比較して埋め込み式は、壁に蛇口が埋め込まれていることが言えます。見た目も違うので、見分け型が簡単な形状です。

湯水が両方出る混合水栓タイプ
一般的な水栓は水のみのタイプがほとんどです。それに対してお湯と水の両方がでる混合水栓タイプが存在しています。壁に埋め込まれているため、見た目はスッキリしていて、壁の中に、お湯と水の2つのハンドルが設置されています。

水しかでない単水栓タイプ
水しかでない単水栓タイプは、通常の洗濯機と同じです。違いは壁に埋め込まれているのか、いないのかの違いになります。ハンドルは1つで回すと水が出てくる仕組みになっているのです。単純な作りが特徴のひとつになっています。

メンテナンスが面倒なデメリットも
見た目はスッキリとしていて、狭い場所でも設置可能な埋め込み式ですが、トラブルが起きたときは少々面倒です。

埋め込み式洗濯機の主なトラブル

ここでは埋め込み式の主なトラブルを紹介します。

埋め込み水栓のハンドルが回らない
ハンドルが回らなくなることが多いトラブルのひとつです。この現象は、固着してしまったことにより、回らなくなってしまうことが考えられます。設置してから時間が経つと、固着してしまうので注意してください。

フラット水栓の水漏れ
水栓からの水漏れも多い原因のひとつです。水が漏れてきて、壁紙が濡れてしまう場合もあります。内部から水が漏れている場合は、部品の劣化です。この場合は、経年劣化により劣化したパーツを取り外して、新品に交換しなければなりません。

シンプレット給水栓のレバーが動かない
レバーが動かなくなってしまうこともあります。固着してツマミレバーが閉まらない状態になるのです。こちらも経年劣化が原因だと考えられます。業者に依頼をして内部の部品交換をして貰いましょう。

洗濯水栓の高さを上げたい場合
元の洗濯機からドラム型に変更したら、高さが合わないこともあります。このときは、埋め込み式の水栓本体を取り外して、壁を開口してから高さを変えなくてはなりません。個人ではできないので、業者に依頼してください。

業者がおこなう埋め込み式洗濯機の主なトラブル修理

ここでは、業者がおこなう修理方法を解説していきます。

ハンドルが回らない場合
ハンドルが回らないトラブルでは、埋め込み水栓を分解して劣化した部品を取り外していきます。内部パーツを新品に変えることで、トラブルは解消されるのです。あらかじめ準備してある、新しい部品に交換して作業は完了になります。

このトラブルが生じたときは、無理やり回すことは危険です。無理に動かすことで、ハンドルだけでなく、ほかのパーツも破損してしまう恐れがあります。回らないときは、すぐに業者へ連絡することがおすすめです。

フラット水栓からの水漏れ
水栓から水が漏れていると、壁にシミができてしまったり床に水たまりができてしまったりする恐れがあります。二次被害など状態が悪化しないうちに業者へ連絡してください。現地調査にきてもらい状況を確認して貰いましょう。

水が漏れている場合は、水栓を分解していきます。ほとんどの原因は、劣化したパーツから漏れていることです。古いパーツを取り外して、新品に交換することで水漏れはおさまります。作業するまで、止水栓を止めておくこともおすすめです。

給水栓のレバーが動かない場合
SAN-EIシンプレットの水栓では、レバーが動かなくなってしまうトラブルもあります。これも経年劣化により固着してしまっていることが考えられます。長年使用していることで、パーツが古くなり固まってしまうのです。

これを解消させるには、内部パーツの交換が必要になります。洗濯水栓を分解し、劣化している部品を取り外す作業です。取り外せたら新品と交換をして、パネルをはめてからスムーズに動くか確認します。

洗濯機の高さを上げたい場合
新しい洗濯機と水栓の高さが合わないときは、水栓ごと位置を変えなくてはなりません。購入する前に、高さが合っているか下調べをしておくことも重要なポイントです。購入したあとに気がついてしまったら、高さを変更して貰いましょう。

水栓の本体を取り外し、高さの合う位置に新しい水栓を取り付けます。高さによっては、ホースを延長する作業もしなければなりません。壁の穴埋めなどもあるため、必ず実績のある業者へ依頼することが大切なポイントです。

埋め込み型洗濯機用水栓の交換費用は?

修理を依頼する際に気になるのは、やはり費用の問題でしょう。水栓を交換するときの目安金額を、ここから紹介していきます。

水栓交換作業費用
交換にかかる作業費はおおよそ10,000円前後が相場だと言えます。これに休日や時間外のときは時間外料金や、自宅までの出張料などが加算されることがあります。事前にほかにかかる費用があるのかを、確認することが大切です。

本体の部品代費用
水栓本体が故障しているときは、部品代がかかります。部品代はおおよそ10,000円前後が相場になりますが、パネルの交換作業や壁紙などの張替え作業が必要になることもあるのです。壁紙の修復では手間のかかる作業になります。

パネル交換費用
パネル交換の費用は、いちばん安いもので3,000円前後でしょう。開口部分にパネルを差し込むだけの作業なので、安い費用で済むのです。また、開口した壁の一面のみを修復する作業では18,000円前後が相場になります。

壁紙交換費用
水漏れなどで、洗濯機の置いてある壁を全て張替えなくてはならないケースもあります。この作業では40,000円前後かかると考えておきましょう。置き場の広さによって金額は前後するため、事前に見積もりをとることをおすすめします。

まとめ

洗濯機の水栓にはさまざまな種類が存在します。この記事では埋め込み式の水栓を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。壁から直接出ている形状で、水だけ出るものや、湯水の両方がでるタイプがあります。

自宅のものが、この形状であれば埋め込み式だと考えましょう。またこのタイプならではのトラブルもあります。事前に起こりやすいトラブルを知っておくことで、慌てずに落ち着いた対応が可能です。しっかり確認しておきましょう。

さらにこのタイプでは、個人での修理は難しく手間のかかる作業であるため、必ず実績のある水道業者に依頼することが重要です。状況を話して自宅に来てもらいましょう。見積もりに納得できたら依頼してください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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