水のコラム

トイレのつまりの原因やその対処法を紹介 携帯電話やハンカチがつまっても慌てない!

2021年08月11日  トイレの直し方

トイレのつまりは厄介なもので、トイレットペーパーでも大量だとつまって、水が流れなくなります。スマホやガラケーといった携帯電話や鍵、ハンカチを落としてつまり、それを放置すれば状況が悪化し、工事をしないと出せなくなるケースもあるのです。トイレにつまりが起きたとき、修理や交換を業者に依頼する前にできる自分でできる対処方法を知っておきましょう。

トイレのつまりの原因で厄介なのは溶けない異物

トイレのつまりの原因は数々ありますが、厄介なのが水に溶けない異物です。スマホやガラケーといった携帯電話や鍵、ハンカチなどが便器の奥まで流れると手では取れません。排水口の入口付近でひっかかっていても、便器に触れる不快感から取れずに水を流してしまうと、最悪の場合は排水管を傷つけ、その交換といった工事に発展します。

トイレのつまりが疑わしいけれど、判断が難しいというケースは悩みどころです。トイレでつまりが生じている可能性が高い現象として、水の流れが悪いことが挙げられます。前日より明確に流れが悪いならば、排水路や排水管でつまりが起きている可能性が高いです。またトイレのタンクに問題がある場合も、水の流れが悪化します。

水が逆流してきた場合もトイレのつまりの可能性大です。便器から汚水が溢れて床が濡れれば、カビ、腐食、湿気によるシロアリ発生のリスクが高まり、マンションなら階下の天井が濡れてしまうなどの被害が出ます。水位がチェックポイントです。水を流して水位が極端に高い、もしくは低い場合、便器の奥の異物が影響している可能性があります。

携帯電話や鍵などを落としたことによって排水路や排水管が狭くなると、便器の水位が高くなり、落とした異物が水を吸い取るようなオムツやタオル、ハンカチなどだと、便器の水位は低くなるのです。便器の水位が低いと、便器内の水で臭いを防げないため悪臭につながります。水を流すと異音がするというのは、つまりが起こりかけている可能性があるため注意が必要です。

便器の奥に異物が入ったら、ラバーカップで解消

トイレの奥に異物が入ってつまったら、一般的な対処法としてはラバーカップの使用があります。ラバーカップが浸る程度の水位にし、カップを排水口に押し付けて真空状態を作り、そのあとカップを勢いよく引っ張って異物を吸引する方法です。

ラバーカップにはでっぱりのない和式用と、でっぱりのある洋式用があるため、便器に合わせて選んでください。ラバーカップを用いる際に、してはいけないのは押す使い方です。鍵やハンカチや携帯などの溶けない異物だと、余計に奥へ入り込ませてしまい、状況を悪化させます。

ラバーカップと同じ仕組みで、より強力なのは真空パイプクリーナーです。さらに、もし大量のトイレットペーパーや排泄物によるつまりなら、ワイヤーブラシの使用も選択肢に入ります。ブラシを排水管に入れて、トイレットペーパーや排泄物を壊してつまりを解消するのです。ワイヤーブラシは約2~3m程度の長さのものが家庭用に適しています。

道具を使いたくなければ、大量のトイレットペーパーのつまりときだけ解消を期待できるのは放置です。一時的につまったとしても、トイレットペーパーは水に溶けるため、自然につまりが解消される場合があります。ただ、半日以上放置しても解消されず、水を流すと逆流して便器からあふれる場合があるため注意が必要です。

つまりに対して、やってはいけないこと

トイレのつまりを解消しようとして、やってはいけない方法を知らずに実践すると破損につながります。トイレットペーパーや排泄物を溶かすため、お湯を入れる方法もありますが、100度レベルの熱湯はNGです。便器の素材である陶器は、熱が加わると膨張してヒビが入りかねません。ヒビが入れば水漏れが起きますし、ヒビに防水テープを貼ってもそれはあくまで応急処置です。結果、便器の交換になります。

携帯電話や鍵やハンカチなどの、水に溶けないものが便器の奥まで入ったときは、慎重な判断が必要です。便器の構造は、排水口、排水路とせき、排水路で排水管に続いています。排水管にまで水に溶けないものが入ってしまった場合、ワイヤーブラシを使って引っ張り出そうとしても、かえって奥に入ってしまって状況が悪化するリスクがあるのです。

無理やり引っ張り出そうとして排水管を傷つけると、排水管の交換になります。排水管にまで異物が入っていっていると感じたら、自力での対処はあきらめて、専門業者に依頼したほうがいいケースが多いのです。

胸のポケットからガラケーやスマホが落ちないように注意

トイレのつまりは普段から予防を意識することが大切です。用を足すときは胸のポケットからスマホやガラケーや鍵、ハンカチが落ちないように、注意してください。大量のトイレットペーパーを一度に流すのもよくありません。大量に使用してしまったときは、小ではなく大で流すと排水管にとどまりにくくなり、つまりの予防につながります。

トイレに流せるタイプの商品であっても過信しないでください。猫砂や、掃除用シート、おしりふきなどトイレに流せる商品は多いです。ただ、トイレットペーパーと同じく大量に流せばつまります。

水の節約のためにタンクへペットボトルを入れている方がいますが、これはやめたほうが無難です。流す水量が減るためにつまりやすくなります。つまって専門業者を呼ぶことになれば、節約した水道代より高くなる可能性があるのです。タンクの故障や破損にもつながるため、やめたほうがいいでしょう。

しが水道職人が野洲市や湖南市のトイレのつまりを解決

野洲市や湖南市、東近江市、守山市、栗東市、高島市で、トイレのつまりに困り果てたら、しが水道職人にお任せください。電話一本でお問い合わせをいただけば、解決のために駆けつけます。トイレのつまりの解消を自力で行うと、排水管や便器の破損につながりかねません。自力での対処は無理だと感じたら、しが水道職人にご相談ください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315