水のコラム

床の水漏れで注意したい二次被害!火災保険の内容次第で補償がある

2021年10月26日  水漏れのトラブル

床の水漏れを甘く見ていると、大きな被害になります。水に濡れても放置すれば、フローリング床が腐って張り替えにも発展します。最も避けたいのは漏電による火災で、他者にも迷惑をかけてしまうのです。床の水漏れに関する基礎知識を知り、起きたときは早めの対処を心がけましょう。

床の水漏れを疑ったらフローリングの色や排水管や蛇口をチェック

床の水漏れが起きているか判断するには、水周りのフローリングの色が変わっている、湿っているなどをチェックしてみてください。拭いても解消しない場合、水漏れが起きている可能性が高いです。見つけたら、止水栓や元栓を止めて原因を探ってください。

薄手のゴム手袋をして、排水管をチェックします。キッチンならシンクで洗面所なら洗面台の下の収納部分の排水管を疑ってください。排水管周りが濡れている、収納が黒カビだらけになっているなら水漏れの可能性が高いです。

また、シンクや洗面台のすぐ下にある排水トラップとのつなぎ目を見てください。目視でも濡れているようなら、パッキンやナットが劣化して機能を果たしていない可能性があります。ただし、排水管の場合、蛇口から水を出していなければ一定量流れるとおさまるものです。パッキンの劣化なら新しいものと交換、ナットが緩んでいるだけならレンチで締めるだけで解決します。

パッキンとナットの問題なら、排水トラップと排水ホースのつなぎ目、蛇口と給水管の接続部などでも発生するためすべてチェックしましょう。

ただし、床下の排水管で水漏れが起きていると自力での解決は困難です。排水パイプと床下の排水管のつなぎ目から水漏れが起きていると、つまりが起きているケースもあります。自力で解決しようとすると、症状を悪化させる可能性もありリスクが高いのです。

蛇口の水漏れもあります。蛇口から漏れ出る水が伝って最後に床を濡らしているパターンです。マンションの場合、隣の部屋や上の階で水漏れが起き、階下の天井や壁や床まで水が垂れているケースもあります。また、給水管からの水漏れの場合、一定量流れるだけでは収まりません。確認をする場合は、止水栓や元栓を止めてからはじめるのが鉄則です。

トイレの床の水漏れは結露や尿と勘違いしやすいため慎重に判断

トイレの水漏れも厄介です。トイレの床が濡れている場合、尿と勘違いするケースもあります。毎日拭いても濡れているなら便器自体や排水管で、水漏れが起きている可能性が高いのです。トイレはいつも水が張っているため湿度が高いですし、排水管からの水漏れだと汚水が流れ出ることになります。

トイレの水漏れで悪臭がきついなら、排水管でトラブルが発生している可能性が高いです。タンクと水道管の接続部分や止水栓のパッキンが古い、洗浄便座の故障も確認しなければなりません。便座のヒビ割れによる水漏れは、専用の防水テープで防げたとしても一時しのぎでしか過ぎません。タンクのトラブルも、内部部品の故障が考えられます。

水漏れと勘違いしやすいものが結露です。便器やタンクの水とトイレ室内の温度差が大きいと起きます。結露は故障ではないですが、放置するとカビの発生原因になるため日頃の掃除が大切なのです。早めに対処しないと、階下の天井まで汚水が染みてしまいます。

放置していると近隣トラブルにつながってしまいますし、衣服や家電が濡れて使い物にならなくなれば賠償責任や部屋の修理代金を請求されるトラブルに発展しかねません。

床の水漏れはシロアリやカビやダニなどの二次被害があるから怖い

洗面所、キッチン、トイレにおける床の水漏れやが怖いのは、二次被害をもたらすからです。建物の外部は外壁で雨風にも守られますが、内部の木材が水に濡れると家やマンションの部屋全体に悪影響が出ます。

フローリングの床材は木材ですから傷みますし、湿気が高くなれば家電やタンスといった家財にダメージを与えるのです。カビやダニが大量発生しますし、シロアリが好む環境にもなります。戸建てでコンクリート床だから大丈夫というわけでもありません。シロアリはコンクリートの隙間からも入って来るからです。給水設備から水漏れが起きれば、水道代の高騰につながります。

二次被害で一番問題になるのが、電気設備が濡れて火災が起きるトラブルです。設備以外に雨漏りでも引き起こされるのですが、水が電気器具や配線で濡れると漏電のリスクが高まります。通常は絶縁処理により電気が漏れ出ないようにしていますが、配線やコードと絶縁の隙間や配電機器を濡らすと漏電を引き起こすのです。

感電の危険性がありますし、金属部の発熱によりホコリや木材で火が発生するリスクがあります。マンションでも家が密集しているエリアでも、被害者が出るレベルのトラブルに発展しあかねません。

火災保険の契約内容次第で床の水漏れによる補償がある

床の水漏れで被害が出た場合、火災保険の契約内容次第では補償される場合があるためチェックしてみてください。分譲マンションの場合、水漏れ被害は自己負担です。ただ、火災保険の特約で水漏れに入っており、フローリング床の張り替えなどで費用が発生したら補償してもらえます。ただし、水漏れが起きた箇所の修理費用は、補償対象外である場合も多いため契約内容のチェックが必要です。

火災保険の中には個人賠償責任特約もあります。人にケガをさせた、物を壊したときなど、賠償責任が求められる事故で助かる特約です。水漏れにより階下や隣家などに被害が出た場合、火災保険の個人賠償責任特約があれば補償してもらえます。共用部分の水漏れなら、賃貸でも分譲でも管理会社や管理組合が修理を対応してくれます。

ただ、マンションの場合、水漏れトラブルが発生したら管理会社や大家に連絡するのが必須です。すぐ連絡が取れずに修理業者に連絡をした後でも、必ず管理者や大家に連絡しましょう。後々、金銭面や責任の所在などでトラブルに発展しかねないからです。

しが水道職人は床の水漏れトラブルも迅速対応

野洲市、湖南市、東近江市、大津市、蒲生郡日野町、竜王町、犬上郡豊郷町、多賀町、甲良町の床の水漏れトラブルはしが水道職人にお任せください。給水管や排水管や蛇口の水漏れを放置していると、大きな二次災害に発展します。修理費用も高くなりますし、自力で対応しようとして状況を悪化させる場合もあるのです。

大きな被害を出さないためにも早めにフリーダイヤル0120-492-315までお電話ください。迅速に対応いたします。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

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