水のコラム

シャワー周りの水漏れは自力でも修理できる。具体的な対処法を解説

2022年04月29日  シャワー


「シャワーのヘッドからポタリポタリと水が流れ落ちてくる」こんな状態を目にしたことはありませんか?一度はこういう事態に直面した方もいるかもしれません。

それにはいくつかの要因が重なって起こると考えられます。今回はシャワーの水漏れした後、自力でもできる修理方法を具体的に紹介します。

シャワー周りの水漏れを自分で修理するには

ここではシャワー周りの水漏れを修理する方法を紹介します。ほとんどの場合、パーツ交換や部品交換だけで修理できるので、自力による修理は充分に可能です。

■シャワーヘッドとホースの接続部の修理
シャワーヘッドとホース接続部パーツからの水漏れは、Oリングと呼ばれるパッキンの破損、または摩耗により起きています。多くの場合、Oリングを交換することで水漏れは直ります。以下、順番に見ていきましょう。

①あらかじめ混合水栓の止水栓を閉じ、マイナスドライバーでお湯と水の両側2カ所のネジを右に回して締めます。
②シャワーのヘッド部を回して、ホースから取り外します。
③ホース部の先っぽにある黒い丸型のパッキンがOリングです。使用済みOリングを新品と交換します。
④シャワーのヘッド部を元通りにします。⑤混合水栓の止水栓を左に回して開けます。
⑥水漏れをしていないか確認します。

小シャワーホース交換(修理)

シャワーホースが損傷し、水漏れになっている時は、丸ごとホース交換するしか方法はありません。混合水栓とシャワーのヘッド共に取り外してホースを交換します。

①あらかじめ混合水栓の止水栓を閉じ、マイナスドライバーでお湯と水の両側2カ所のネジを右に回して締めます。
②シャワーヘッドをホースから外します。
③接続金具をずらした後、Oリングを紛失しないように保管します
④混合水栓サイドのホースを取り外します。ナットで止まっている場合、スパナやレンチを使用してナットを緩くして取り外します。Oリングがここにもありますので紛失しないように保管しましょう。
⑤接続金具を抜きます。
⑥新品のホースに接続金具を通していきます。⑦混合水栓サイドにOリング・ホースを付けます。
⑧接続金具に保管していたOリングを付け、シャワーヘッドを備え付けます。
⑨混合水栓の止水栓を左側に回して開けます。⑩水漏れをチェックします。

■シャワー水栓の修理
シャワー水栓からの水漏れは、混合水栓シャワー用蛇口にある「パッキンの破損」が原因です。

シャワーヘッドとホースの接続部のOリング交換と同じく、Oリング交換すれば水漏れは治まります。

①あらかじめ混合水栓の止水栓を閉じておきます。マイナスドライバーでお湯と水、両側2カ所のネジを右側に回して締めます。
②混合水栓サイドのホースを取り外します。ナットで止まっている時は、スパナやレンチを使用してナットを緩めた後、取り外します。
③ホースの先っぽにあるOリングを交換します。
④混合栓サイドにホースを付けます。
⑤混合栓の止水栓を左側に回して開けます。
⑥水漏れがないかチェックします。このように自分で修理することはできますが、自分でやるのが心配な方は、専門業者に依頼した方がいいかもしれません。

水漏れの原因の探し方

シャワー水漏れの原因は、4つあります。下記、順に見ていきましょう。

■シャワーヘッドからポタリポタリ流れてくるケース
シャワーヘッドからの水漏れには、次のような原因が考えられます。

・シャワーヘッド内部に水が残っている
・コマパッキンの摩耗
・バルブカートリッジの劣化
・切替弁の破損
・サーモスタット内側の部品破損

もし、シャワーのヘッドを上に向けても、水が滴りおちてくる場合、部品故障なので新品に替えましょう。

シャワーヘッド内部には節水機能として水を出したり止めたりできるボタンが付いていることがあります。このタイプの場合、経年劣化により水漏れしやすくなります。これは、シャワーのヘッド本体故障なので、修復不可能になる恐れがあります。

昨今は、オンラインショップで1,000円から3,000円くらいのものを買うことができるので、買い替えを検討しましょう。

■シャワーのヘッド部とホース根元付近から水漏れするケース
シャワーヘッドのヘッド部とホース根元付近からの水漏れには、次のような原因が考えられます。

・Oリングの摩耗
・Uパッキンの摩耗

Oリングはヘッド側に取り付けられているパッキンです。

また、Uパッキンはホース側の先端部に取り付けられているパッキンです。手に触れてみて「弾力性がない」「ヒビ割れ」「黒く汚れている」場合、交換のタイミングです。

シャワー水栓の吐水口付近から水漏れするケース

■シャワー水栓の吐水口付近から水漏れするケースでは、次のような理由があります。

・コマパッキンの摩耗
・バルブカートリッジの破損
・切替弁の破損
・サーモスタットハンドル内部の切替弁破損

以上、4つの原因が考えられます。お気づきのように「シャワーヘッドからポタリポタリ流れてくるケース」と同じ原因です。

したがって、修理の仕方も同じくそれぞれの部品交換をします。

■シャワーと壁の隙間付近から水漏れするケース
シャワーと壁の隙間付近から水漏れするケースでは、次の2つが主な原因です。

・クランクのシールテープの傷み
・クランクパッキンの摩耗

2つの原因が考えられます。水栓と壁の接続部分付近の場合「シールテープ」、水栓とクランクの接続部付近の時は「クランクパッキン」をそれぞれ交換します。

シャワー周りの水漏れを発見した時の対処法

水漏れを見つけたら、誰でもできる対処法があります。まず「止水栓」または「元栓」を閉じることです。

浴室のシャワーホース程度であれば、階下浸水などの危険は伴いませんが、水漏れしていると水道費もかかる上、焦りから冷静な判断をできなくなってしまいます。くわえて、修理交換する際にも分解しますから止水しないと勢いよく水が噴き出てしまいます。

まずは落ち着いて「止水栓」または「元栓」を閉めることから始めましょう!元栓または止水栓のどちらかを閉めることになりますが、これは水漏箇所により異なってきます。例を挙げると、シャワーホースの根元であれば、止水栓と考えられます。

元栓を閉める場合は、壁と混合水栓の合間、接続部付近から水漏れしている場合など、給水管と止水栓の合間で水漏れしている時に閉めます。

シャワー周りの水漏れは事前に予防できる

水に触れ合う機会が多いので、シャワー本体が傷まないように点検をしておけば、異常をあらかじめ見つけることができます。また、普段から浴室を換気して、風通しをよくすることも効果的でしょう。

浴室を使わないときは、一戸建てであれば窓を開けて外気を取り込み、窓なしが多いアパートなどであれば、換気扇をマメに回すようにしましょう。とりわけ、しっかりと点検しておきたいのが、シャワーヘッドとホースのつなぎ目部にあるフィルターです。

日頃は目の行き届かない場所にありますが、とても汚れがつきやすいため、念入りな手入れは欠かすことができません。シャワーヘッドの清掃と同時に点検しておくといいでしょう。

■点検の仕方
点検の仕方として、つなぎ目からシャワーヘッドとホースを切り離して、合間にある半球形のフィルターを取り出します。

その後、このフィルターを使用済み歯ブラシなどでこすり、小さな汚れを落としていくのみです。元通りにするときは、フィルターの方向を見間違えないように付けるようにしましょう。

種類により違いますが、多くの場合ドーム形の方が上向きになります。また、シャワーホースはゴム性のものが多く、一度カビが深く浸透してしまうと、簡単に取り除きにくいです。

しかし、カビが深く浸透する前であれば、正確に使用することできれいに取り除くことができるので、定期的に使ってみてください。

まとめ

この記事では、シャワー周りの水漏れが起きたときの修理から対処方法、予防法について解説してきました。

シャワーホースからの水漏れは、パッキンの摩耗によるところが大きく、自身で修理できることが多いです。

今後水漏れが起こった時も冷静に対処するために、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315