水のコラム
【2026年版】滋賀での引越しを効率化|水回りの手続きと対策まとめ

春からの新生活に向けて引越しの準備を進めている方も多い時期かと思いますが、慌ただしさに追われるなかで後回しにされがちなのが、水回りの手続きや確認作業です。
荷造りや役所の届け出に意識が向くのは当然ですが、水回りの対応を疎かにすると、退去時の敷金トラブルや新居での設備不良といった問題に直結します。
逆に言えば、退去前の清掃や入居後の点検を的確に押さえておくだけで、こうしたリスクの多くは回避可能です。
そこでこの記事では、水回りの手続きや清掃時のポイント、引越し前後の手続き一覧などについてわかりやすく整理してみました。
引越し作業をスムーズに進めるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
敷金の減額を最小限に。退去時の水回り手続きと清掃のポイント

退去時の清掃、特に水回りの状態は、敷金の返還などにも影響する重要なポイントです。
手続きや清掃時のコツを押さえて、効率的に準備を進めましょう。
水道の使用停止手続きの進め方とポイント
引越しの日取りが確定したら、現在の住まいを管轄する水道局へ使用停止の申し込みを行ってください。
申し込み方法としては、水道局への電話連絡やWEBサイトからの手続きが一般的です。
また、デジタル庁が推進する「引越し手続オンラインサービス」を利用すれば、水道以外にも電気・ガスなど周辺の手続きもまとめて行えるため非常に便利です。
⇒引越し手続オンラインサービス:デジタル庁
タイミングとしては引越し日の1〜2週間前を目安に進めましょう。
また停止の申し込みと同時に、立ち会いの要否についても確認しておくことをおすすめします。
オートロック式のマンションなどでは、係員がメーターを外から確認できないため立ち会いが必要になりますし、戸建ての場合でも最終日の料金精算で立ち会いを求められるケースがあります。
引越し当日のスケジュールに直結する情報ですので、申し込み時にセットで聞いておくとスムーズです。
退去日当日は、全ての蛇口が閉まっていることを確認してください。
水道の元栓に関しては、勝手に閉めるとその後の管理者側の対応に支障が出るケースがありますので、事前に管理会社や大家さんなどに、閉めておくべきかどうかを確認しておくと安心です。
水垢・カビ・ヌメリを効率よく落とす清掃方法
退去時の清掃において、水回りの汚れは敷金にダイレクトに影響します。
水垢やカビは放置すると設備の腐食を招き、ハウスクリーニングが入る物件であっても目立つ汚れが残っていれば余計な費用が発生することも……。
効率よく清掃するために、以下のポイントに注意しながら進めてみてください。
- キッチンの排水口はゴミ受けとワントラップを外し、中性洗剤をつけたスポンジや歯ブラシでぬめりを丁寧にこすり落とす。
- 浴室の鏡に付着したウロコ状の水垢は、クエン酸水をスプレーしてラップで覆い、20〜30分放置してから乾いた布で拭き上げる。
- 洗面ボウルの水際に蓄積した黄ばみや石鹸カスは、メラミンスポンジが有効。ただしコーティングが施された素材では表面を傷める場合があるため、必ず目立たない箇所でテストしてから使用してください。
- トイレは便器のフチ裏まで洗剤を行きわたらせてから10分ほど放置し、ブラシでこすり落とす。タンクのふた・便座の付け根・床との隙間も忘れずに拭き取る。
- 洗濯機パンの排水トラップまわりは、手が届く範囲で糸くずやホコリを取り除く。ただしドラム式など重量のある機種は無理に動かさず、隙間から拭き取れる範囲にとどめる。
- 冷蔵庫や洗濯機を移動させた跡のホコリは、最後に掃除機で吸い取り、硬く絞った雑巾で拭いておく。
パーツの分解や内部部品の交換には注意
蛇口の分解やパッキンの交換といった専門的な作業にまで発展させてしまうと、破損させた場合に余計な費用が発生するリスクもあります。
普段から手馴れている場合は問題ありませんが、最後だからと気合を入れすぎず、「手の届く範囲の汚れを丁寧に落とす」程度の意識が大切です。
入居後のトラブルを未然に防ぐ。新居の水まわり点検と予防策

退去時の準備が整ったら、次は新居側の確認です。
入居直後に水回りの状態をチェックしておくことで、もし不具合が見つかっても「入居前からの問題」として報告できるため、退去時の修繕費トラブルなどを回避しやすくなります。
まずは新居の通水確認から
新居でまず行うべきは通水の確認です。
水道の使用開始手続きが完了していれば、蛇口をひねるだけで水が出る状態になっているはず。
水が出ない場合は手続きの不備が考えられますので、新居のエリアを管轄する水道局に連絡してみてください。
その際、元栓の操作が必要になるケースもありますが、賃貸の場合はまず管理会社に確認をとるのが安全です。
自己判断で元栓を操作した結果、水が噴き出したり隣室の水を誤って止めてしまったりといったトラブルもよく起こりがちですので、焦らず手順を踏むことが重要です。
配管や蛇口の状態を入居直後に10項目でチェック
通水が確認できたら、続いて設備の状態についてもチェックしておきましょう。
以下の10項目を押さえておくことで、水回りの設備を網羅的に点検することができます。
- 全ての蛇口を順番に開け、水の色に濁りや赤錆がないか確認する
- 水圧に偏りがないか(複数箇所で同時に水を出して比較すると判断しやすい)
- 蛇口を閉めきった状態で、ポタポタと水滴が垂れてこないか
- シャワーホースの接続部や蛇口の根元付近に、水のにじみや湿りがないか
- キッチン・洗面台のシンク下収納を開けて、配管の継ぎ目に水染みや水滴の跡がないか
- 各所の排水口に水を流し、流れが滞ったり逆流したりしないか
- 給湯器のリモコンを操作し、設定温度どおりのお湯が安定して出るか
- トイレを流したあとの便器内の水位が、通常より高い・低いなどの異常がないか
- 水の使用中や止めた直後に、配管から「ゴンッ」「ボコボコ」などの異音がしないか
- 水まわり全体を通して、カビの発生・金属の腐食・下水のような異臭がないか
不具合や違和感が見つかった場合は、写真や動画で記録を残しておき、管理会社などへすみやかに報告してください。
その際、一緒に床や壁の傷・汚れもひと通り確認しておくと、退去時に「入居前からあったもの」であることを証明しやすくなりますのでおすすめです。
防カビ・防汚グッズは荷ほどき前のタイミングがベスト
入居後の生活においてカビや油汚れは切っても切り離せない存在です。
後々対策するよりも、キレイな状態のうちに先手を打っておく方が、時間的にも費用的にもはるかに効率的です。
まず浴室や洗面所には防カビ用の燻煙剤を焚いておくのがおすすめ。
煙が届く範囲の天井や壁、収納スペースなどにもまとめて効果を発揮するため、家具や荷物が入る前の空っぽの状態がベストタイミングといえます。
もちろん、設置タイプやスプレータイプもありますので、環境に応じて使いやすいものを選んでください。
キッチンではIHやガスコンロの周辺に防汚グッズを設置することで、油汚れの蓄積を抑えられます。
本格的に調理を始める前に準備しておくことで、日々の掃除の負担を抑えてくれるはずです。
ただし、シール系のグッズを使用する場合は注意が必要。
設備の素材によっては剥がした跡が残ってしまうこともあるため、目立たない箇所で試してから使い始めるようにしてください。
引越し前後に忘れてはいけない手続き全20項目

水回り以外にも、引越しにともなう手続きは多岐にわたります。
引越しの前後で、それぞれ10の手続きとしてまとめてみましたので、リストを見ながら漏れがないか確認してください。
引越し前に必要な10の手続き
- 住居の解約連絡:退去予告の期限は契約書で確認し、余裕をもって管理会社や大家さんへ連絡。
- 駐車場の解約:予告期限があるため、住居契約と同じタイミングでオーナーへ連絡。
- 水道の使用停止:退去日に合わせて、管轄の水道局へ停止の申し込みを済ませる。
- 電気の使用停止:新居も同じ電力会社であれば停止と開始を一括で申し込み。会社が変わる場合は解約が必要。
- ガスの使用停止:閉栓時に立ち会いを求められることがあるため、日程に余裕をもって予約を。
- 固定電話・インターネット回線:解約か移転かを判断し、違約金の有無や工事のスケジュールもあわせて確認。
- 郵便物の転送届:郵便局の窓口やネットから転居届を提出し、旧住所宛の郵便物を転送できるように。
- 転出届:引越し前に、現在お住まいの市区町村窓口で届け出を行う。
- 不用品の処分:粗大ごみは自治体の回収予約が混み合うことがあるため、早めの申し込みを。
- 引越し業者の手配:搬出の日時を確定させ、見積もりの内容も確認。
引越し後に忘れてはいけない10の手続き
- 転入届:新しい住所地の市区町村窓口へ、転居後14日以内を目安に届け出を行う。
- 駐車場の契約:車庫証明に必要な書類一式を揃えて警察署へ提出し、15日以内に住所変更も済ませる。
- 水道の使用開始:入居日に水が使えるよう、事前に開栓の申し込みを完了させておく。
- 電気の使用開始:同じ電力会社ならブレーカーを上げれば使用可能。会社が変わる場合は事前の契約手続きが必要。
- ガスの使用開始:開栓作業には立ち会いが必須のため、引越し日に合わせて日程調整。
- 固定電話・インターネット回線:市外局番が変わるエリアへの転居では、電話回線の工事が発生する場合も。
- 住所変更手続き:運転免許証・銀行口座・クレジットカードなど、住所が紐づく契約をまとめて更新。
- 学校や勤務先への連絡:書類の送付先や緊急連絡先の住所を新しいものに更新。
- 水回り設備の確認:蛇口の動作や排水の流れ、配管まわりの水漏れなどを荷ほどき前にチェック。
- 追い焚き前の空気抜き:空室期間中に浴室の配管内に空気がたまっているケースが。まず水を流して空気を抜く作業から。
琵琶湖の水環境を守る「MLGs」と新居での節水・排水について

滋賀県で暮らすうえで押さえておきたいのが、琵琶湖と家庭の水回りの関係です。
滋賀県内の家庭から出る生活排水は、基本的に河川を通じて琵琶湖へ流入します。
かつて1977年には合成洗剤に含まれるリンなどが原因で、琵琶湖内に大規模な赤潮が発生し、水道水の異臭や生態系への深刻な被害をもたらしました。
これを機に県民主体の「石けん運動」が広がり、1980年には「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」(琵琶湖条例)が施行されています。
こうした歴史を踏まえ、2021年に新たに策定されたのが「マザーレイクゴールズ(MLGs)」です。
琵琶湖版の「SDGs」とも呼ばれるこの取り組みでは、「清らかさを感じる水に」「水辺も湖底も美しく」など13のゴールを掲げ、県民一人ひとりの自発的な行動を促しています。
(出典:MLGs WEB)
引越しで新居の水回りを整えるタイミングは、こうした意識を日々の暮らしに取り入れる良い機会でもあります。
油汚れを流す前にキッチンペーパーでひと拭きする、排水口のネットをこまめに交換するといった小さな習慣が、下水処理の負荷を減らし、琵琶湖の水質保全にもつながっていきます。
新生活のスタートをきっかけに、琵琶湖とともに暮らす滋賀ならではの水回りの習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。
引越し時の水回りに関するよくある質問

引越しに関連した水回りのあれこれについて、実際によく寄せられる質問をいくつかまとめてみました。
引越しの際の参考にしてみてください。
Q1. 引越し先の水道料金が前の住まいと違うのはなぜ?
水道料金は市町村ごとに設定されているため、同じ県内であっても自治体が変われば料金体系が異なります。
水源の種類や配水管の整備状況、地域の人口密度などが料金に影響しており、自治体によって差が生じるのはごく一般的なことです。
引越し先の水道料金については、各自治体の水道局の公式サイトなどで確認できます。
Q2. 入居後にトイレの水が止まらないときはどうすればよい?
まずは可能であれば、タンクのふたを外して中を覗き、浮き球や底のゴム栓が外れたりずれたりしていないか確認してみてください。
引越しの際の振動や長期間使用されていなかったことにより、内部部品の位置がずれ、水が流れ続けるケースがあります。
もし見た目で明らかな異常がなかったり、自分での確認が難しい場合は無理に対処しようとせず、管理会社や大家さんに報告して対応を仰ぐのが安心です。
Q3. 退去後に届いた水道料金の請求は払う必要がありますか?
一般的には、使用停止日までの使用量に基づく請求であれば支払い義務があり、最終の検針日から使用停止日までの期間分の料金が日割りで計算されます。
もし請求内容に疑問がある場合は、旧住所を管轄する水道局に明細の確認を依頼してみてください。
滋賀の水回りトラブルは「しが水道職人」にお任せ

ここまで、退去時の清掃や手続き、新居での点検ポイントなどについてご紹介してきました。
引越し作業はやることが多く、何かと手間のかかるものですが、この記事の情報が少しでもスムーズな準備のお役に立てれば幸いです。
ただ、排水のつまりや蛇口からの水漏れ、給湯器の不調といった水回りのトラブルは、どれだけ丁寧に準備をしていても起こりうるものです。
特に引越し前後のタイミングは、慣れない環境での対応になるため、少しでも不安を感じた場合は、早めに専門業者へご相談ください。
大津市・草津市・彦根市・近江八幡市をはじめ、滋賀県全域に対応している私たち「しが水道職人」なら、経験豊富なスタッフが迅速に駆けつけ、皆さまの快適な新生活をしっかりサポートいたします。
お見積りは無料で、ご納得いただいてからの施工を徹底しておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。


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