水のコラム
お風呂のドアが汚れる原因は?汚れ別の落とし方と予防のコツ

お風呂場の浴槽や床は定期的に掃除しているという方も、意外とドア周辺の汚れは見落としがち。
気づいたら白いウロコ状の汚れがびっしり、レールの溝は黒ずみだらけ…なんて経験はないでしょうか。
お風呂のドアの汚れは、放っておけばおくほど落ちにくくなります。
ただし汚れの正体さえ分かれば、家にあるものでも簡単に落とせるケースがほとんど。
そこでこの記事では、汚れの種類を見分けるところから、汚れ別の掃除方法、再発させない予防のコツまでわかりやすくまとめてみました。
きれいなお風呂場をキープできるよう、ぜひ記事の内容を参考にしながらお掃除を進めてみてください。
お風呂のドアの汚れは大きく3タイプ

お風呂のドアにつく汚れは、大きく3つに分かれます。
やみくもにこすっても落ちないのは、汚れの性質によって効く洗剤が違うから。
まずはドアの汚れがどのタイプなのかを見分けておくと、掃除自体の労力も格段に減らすことができます。
- 白くザラついた汚れ:ドアのガラスやアクリル面に残る、うっすら白いくもりやウロコ状のもの。正体は石鹸カスと水垢で、アルカリ性の汚れ。
- 黒や赤っぽい点々とした汚れ:パッキンのゴム部分やドアの隅に出てくるカビによる汚れ。
- レールや下枠にたまる茶色っぽいベタつき汚れ:水垢やホコリ、髪の毛が混ざったヘドロ汚れ。乾くとサラッとしているが、水を含むと固まって取りにくくなる。
自宅のドアの汚れがどれか見当がついたら、それぞれの落とし方についても確認しておきましょう。
白いウロコ汚れ(石鹸カス・水垢)の落とし方
ドア面の白い汚れには、酸性のクエン酸が効果的。
アルカリ性の汚れには酸性の薬剤で中和してから除去、というのが基本の考え方です。
まず、水100mlにクエン酸小さじ1/2程度を溶かして、スプレーボトルなどにクエン酸水を作っておきましょう。
- ドア全体を水でぬらす
- クエン酸水をたっぷり吹きかける
- そのまま5分ほど置いて、汚れをゆるませる
- スポンジややわらかいブラシでこすり洗い
- しっかり水で流す
軽い汚れ程度ならこれで十分に落とすことができます。
また固くこびりついた汚れには、クエン酸水を含ませたキッチンペーパーを貼り付け、その上からラップをかぶせて20〜30分ほど置く「パック掃除」も効果的。
汚れがふやけて、軽くこするだけで落ちやすくなります。
注意点として、酸性のクエン酸は塩素系の洗剤と混ざると有毒なガスが発生する点は必ず覚えておいてください。とくに、カビ取り用の塩素系薬剤などを使用する際は、日を変えるか、絶対に混ざらないようしっかりと洗い流したうえで十分な換気をしながら作業するように気をつけましょう。
黒い点々(カビ)の落とし方
パッキンやゴム部分の黒カビには、酸素系漂白剤を使ったペーストが手軽で効果的です。
作り方と手順は次のとおり。
- 中性洗剤大さじ1、酸素系漂白剤大さじ2に水を少量混ぜてペースト状にする
- カビの部分にペーストを塗る
- 上からラップで覆って30分ほど置く
- 時間がたったらしっかりと洗い流す
ラップで密閉すると洗剤が乾かず、汚れにしっかり浸透してくれます。
ただし漂白剤は刺激が強いので、肌の弱い方は必ずゴム手袋を着けるように注意してください。
これでも落ちない頑固な黒カビには、塩素系のカビ取り剤を使う方法もあります。
ただし繰り返しになりますが、塩素系のカビ取り剤はクエン酸などの酸性洗剤と一緒に使うと有害なガスが出るため、先に紹介したクエン酸掃除とは絶対に同時に行わないでください。
レール・下枠のベタつき汚れの落とし方
レールや下枠にたまる、ホコリや水垢が混ざった汚れ。
ここを対処する際は、掃除の順番がポイントです。
- まずは乾いた状態で、ティッシュや乾いた布、掃除機などでホコリを取り除く(濡らすと固まって取りにくくなるため)
- 外せる部品(レールのカバーなど)があれば外す
- クエン酸水を吹きかけてしばらく置く
- ブラシでこすり洗いする(溝の細かい部分は、布を巻いた割りばしや使い古しの歯ブラシを使うと便利です)
また浴室ドアの下部にあるスリット状の通気口も、見落としがちな箇所のひとつです。
ここが詰まると換気の効率も落ちますし、たまったカビ菌を浴室全体に散らすことにもなりかねません。
こちらもレール部分同様に、乾いたホコリを掃除機で吸い取り、湿って固まってしまったものは歯ブラシとクエン酸水を使って落としておきましょう。
汚れをためないための予防のコツ

一度きれいにしたら、その状態をなるべく長くキープしたいもの。
汚れがつきにくくなる習慣として二つおすすめしておきます。
まずひとつ目として、最後にお風呂から出る人がシャワーでドアをサッと洗い流すこと。
皮脂や石鹸カスを流しておくだけでも汚れの固着をかなり防げますし、流したあとに換気扇を回せばカビ対策にもなります。
もうひとつは、汚れがたまりやすい溝にマスキングテープを貼っておくこと。
レールの溝やパッキンの境目に白いマスキングテープを貼っておけば、汚れがたまった頃に貼り替えるだけでこすり洗いの手間がかなり省けます。
月1回ほどの貼り替えを習慣にすると、きれいな状態を簡単に維持できますよ。
また、お風呂同様に洗面台も、水垢や黒ずみ、ぬめりがたまりやすい場所です。
洗面台の掃除のやり方や予防に関する情報については別のコラムにて詳しくまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
関連記事洗面台の掃除方法を場所別に解説|水垢・黒ずみ・ぬめりの落とし方と予防のコツ
きれいなドアを保つために、覚えておきたいこと
お風呂のドアの汚れも、正体さえ分かれば家にあるもので大抵のものは落とすことができます。
大切なのは、汚れをためてからまとめて落とすより、つきにくくする習慣を続けること。
最後にシャワーでサッと流す、換気扇を回す、溝にマスキングテープを貼っておく。
どれもひと手間ですが、この積み重ねが頑固な汚れを防ぎ、結果的に掃除をラクにしてくれます。
気づいたときに少しずつ手をかけて、気持ちのいいお風呂をキープしていきましょう。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。


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