水のコラム

滋賀県で漏水した際の減免制度を徹底解説!市区町村ごとの違いと申請方法

最終更新日:2026年03月25日 水道管のトラブル


水道料金が急に高くなり、原因を調べた結果、漏水が発覚するケースは少なくありません。
このような場合、一定の条件を満たせば「漏水減免制度」により、水道料金の一部が軽減される可能性があります。
 
しかし、滋賀県内では市区町村ごとに制度の内容や条件が異なり、正しく理解していないと申請できないケースもあります。
そこで本記事では、漏水減免の仕組みから申請手順、市区町村ごとの違いをご紹介します。
 
漏水トラブルに直面した際に、慌てないための知識としてぜひご活用ください。

漏水減免制度とは何か?


まずは、漏水減免制度の基本的な仕組みを理解しておきましょう。

漏水減免制度の仕組み

漏水減免制度とは、ご自宅の見えない場所で発生した漏水によって増加した水道料金を、一部または全部減額(減免)する制度です。
主に以下のような条件で適用されます。
 

  • 地下や壁内など発見が困難な場所での漏水
  • 故意や過失によるものではない
  • 修理が完了している
  • 申請が期限内に行われている

 
つまり、「発見しにくい漏水であり、適切に修理した場合」に限り救済される制度です。

なぜ減免される?

漏水は利用者の意思とは関係なく発生するケースが多く、水道料金の公平性の観点から救済措置が設けられています。
ただし、すべてのケースで適用されるわけではなく、ルールに沿った対応が必要です。
 

トラブル内容 主な原因 想定される影響
地下や壁内の漏水 土や壁に埋まった水道管の破損など、発見が困難な場所 適用される可能性が高い
目に見える場所の漏水 トイレのタンクや蛇口からの漏水 対象外になることが多い
過失や放置が原因 漏水を知りながら修理を先延ばしにした場合など 対象外となる
指定業者以外での修理 水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)以外に依頼した場合 対象外となる

 
このようにルールが設けられているため、申請前に確認しておくことが必要です。
特に修理を依頼する水道修理業者は見落としがちになるため、水道局指定工事店であるかどうかを、水道修理業者のwebサイトや滋賀県の各自治体のwebサイトで確認した上で、依頼するようにしてください。
 

滋賀県の漏水減免の基本ルール


滋賀県内では、市町ごとに水道事業が運営されているため、減免制度の詳細は異なります。
ただし、基本的な考え方や条件には共通点があります。

共通している主な条件

滋賀県内の多くの自治体で共通している条件は以下の通りです。
 

  • 地下や壁内など発見が困難な場所での漏水であること
  • 修理が完了していること
  • 水道局指定工事店よる修理であること
  • 修理証明書の提出が可能であること
  • 申請期限内の申請であること

 
これらはほぼすべての自治体で求められる項目です。
滋賀県内では特に、「発見が困難であったかどうか」と「適切な修理が行われたか」が重視される傾向があります。
 
また、減免の対象は「通常使用量を超えた分」に限定されることが一般的です。
そのため、全額が戻るケースは少なく、あくまで一部軽減と考えておいた方がよいでしょう。

滋賀県の主要市区町村ごとの減免ルール

ここでは、滋賀県内の代表的な市区町村の傾向をご紹介します。
細かい条件は変更される場合があるため、申請前に滋賀県の各自治体への確認が必要です。
 
また、以下の表は一例です。
減免の適用範囲の定めはケースバイケースで変わることがあるため、詳細は必ず滋賀県の各自治体にご確認ください。
 
【主要自治体の比較表】

自治体 減免対象 回数制限 必要書類 特徴
大津市 地下・埋設管漏水 原則1回 修理証明書 申請期限が設けられている
草津市 見えない漏水 原則あり 修理証明書 申請期限が明確で手続きが厳格
彦根市 不可抗力の漏水 制限あり 証明書・状況確認 現地状況の確認が重視される傾向
長浜市 地下漏水 原則1回 修理証明書 対象範囲が限定されやすい
守山市 埋設管漏水 制限あり 修理証明書 減免判断が慎重で証明重視
近江八幡市 地下漏水 原則あり 修理証明書 平均使用量との差分計算方式
栗東市 見えない漏水 原則1回 修理証明書 修理箇所の現場写真の提出が必要
甲賀市 不可抗力の漏水 制限あり 証明書 対象範囲の判断が個別対応になりやすい
野洲市 地下漏水 原則あり 修理証明書 申請期限に注意が必要
湖南市 埋設管漏水 制限あり 修理証明書 減免割合がケースごとに異なる
高島市 地下漏水 原則1回 修理証明書 広域のため現地確認が重視される
東近江市 不可抗力の漏水 制限あり 証明書・写真 証拠提出の重要性が高い
米原市 地中漏水 原則あり 修理証明書 減免は漏水が発覚した検針回に適用

市区町村ごとの違いのポイント

同じ滋賀県内でも、以下の点で違いがあります。
 

  • 減免の対象範囲
  • 申請期限
  • 必要書類の詳細
  • 減免割合

 
特に申請期限は「修理後〇日以内」とされているケースが多く、遅れると対象外になるため注意が必要です。
修理や申請を行う前に確認しておくようにしましょう。

もしも漏水が起きたら?漏水が起きたときの正しい対応手順


漏水時に減免制度を使用するためには、初動対応が非常に重要です。
ここでは、実際に取るべき主な手順を具体的にご紹介します。

減免申請を行うために必要な6つのステップ

  1. 水道メーターを確認し、漏水の有無を判断する
  2. 水道の元栓を閉めて被害の拡大を防ぐ
  3. 水が滴っている場所はバケツなどを置いて水を受ける
  4. お住まいの自治体が指定している水道修理業者(水道局指定工事店)へ、原因の特定と修理を依頼する
  5. 修理証明書を受け取る
  6. 自治体へ減免申請を行う

なぜこの手順で対応することが必要?

漏水減免制度は「適切に対応した証明」が必要です。
そのため、自己判断での放置やご自分での修理、修理依頼時の証明書の未取得は、減免対象外となる原因になります。
特に修理証明書は必須となるケースが多いため、必ず発行してもらいましょう。
 
また、水道局指定工事店の中には代理で減免申請を行う業者もあるため、修理を依頼する際に水道修理業者の対応範囲とご自分で行うべき対応範囲を確認しておいた方がよいでしょう。
 
なお、多くの自治体では水道局指定工事店への修理依頼が求められ、ご自分での修理は減免制度の適用範囲外となることがあります。
一時しのぎの応急処理を行ったことで適用不可と判断されることもあるため、被害拡大を防ぐために応急処置は水道の元栓を閉める程度に留め、後は水道局指定工事店に任せることがおすすめです。
 
くわえて、ご自分での対応範囲に不安が残る場合は、お住まいの自治体のwebサイトを確認したり、問い合わせたりしましょう。

減免が受けられないケース


すべての漏水が減免対象になるわけではありません。
以下のようなケースは対象外となる可能性があります。
 
【対象外になりやすい例】

  • 蛇口の閉め忘れ
  • トイレの故障を長期間放置
  • 目視できる場所の漏水
  • ご自分で修理したため証明がない など

 
これらは「管理不足」と判断される可能性があるため、減免が認められにくくなります。

何ができる?漏水を未然に防ぐためのポイント


減免制度はあくまで救済措置であり、漏水で必要なことは予防です。
日常的な点検で漏水を未然に防ぎ、トラブルの拡大や水道代の高騰を予防しましょう。
 

日常でできる点検の方法

  • 水道を使用していないときに、水道メーターのパイロット(銀色のコマ)が回っていないかを確認する
  • 水道メーターの目盛りで水道を使用していない時間帯の水量をチェックする
  • 床下や壁、ご自宅周りの湿りを屋外から確認する など

 
これらを定期的に行うことで、万が一の漏水の場合でも、早期発見につながります。

早期対応が費用と被害を抑える鍵

漏水は放置すると、水道料金の高騰だけでなく、建物へのダメージにもつながります。
床下の腐食やカビの原因になることもあるため、迅速な対応が必要です。
 
また、修理や減免申請で不安がある場合は、水道局指定工事店へ相談することが重要です。
水道局指定工事店であれば、適切な診断と書類対応までサポートできるため、スムーズに手続きを進める一助となるでしょう。
 

漏水トラブルに関するよくある質問


最後に、漏水や減免制度に関して多くの方が抱く疑問にお答えします。

Q1.減免はどのくらい戻ってきますか?

多くの自治体では、過去の平均使用量との差分が対象となり、全額ではなく一部減額となるケースが一般的です。
ただし、お住まいの自治体によってルールが異なることがあるため、詳しくはお住まいの自治体にご確認ください。

Q2.自分で修理した場合でも減免されますか?

多くの場合、修理証明書が必要なため、ご自分での修理は対象外になることが一般的です。
水道局指定工事店に修理を依頼してください。
 

Q3.何回でも減免は受けられますか?

自治体ごとに制限があり、原則1回とされているケースが多い傾向があります。
繰り返しの申請は認められない場合がある点に注意が必要です。

漏水減免を正しく活用して安心の水まわり環境へ


漏水減免制度は、突然の漏水トラブルによる負担を軽減するための救済制度です。
ただし、適用条件や手続きは滋賀県の各自治体ごとに異なるため、申請には正しい知識が必要となります。
 
万が一、漏水が発生した場合は、早期発見と適切な修理、そして速やかな申請が重要です。
ご自宅の水まわりを安心して使用するためにも、日頃から点検とメンテナンスを心がけましょう。
 
そして、漏水減免制度を使用するにあたって不安な場合は、しが水道職人などの水道局指定工事店に相談することで、修理から申請までスムーズに進めることができるでしょう。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

関連記事

しが水道職人(滋賀水道職人) 0120-492-315