水のコラム
すぐにできる簡単！キッチンのコバエ対策
暑い季節はキッチンのコバエ対策が必須
気温が高くなってくるとキッチンなどの食材を扱う場所では、コバエ対策が必須です。毎日小まめな掃除を行わないと、調理の際の食材カスや食べ残しが腐敗してコバエを寄せ付けてしまいます。この記事ではキッチンで発生する具体的なコバエの種類と発生原因についてご説明し、殺虫剤を使わずにできる簡単な駆除方法と、すぐできる予防策についてもご紹介していきます。
キッチンで発生するコバエの種類
コバエとは体長2～4mm程度の小さなハエの総称で、実際にコバエという名前のハエは存在しません。家庭でよく発生するのは、ショウジョウバエ、ノミバエ、チョウバエと呼ばれる3種類が多いですが、この3種類の中でもキッチンで発生するコバエのほとんどはショウジョウバエだと言われています。
ショウジョウバエは他のコバエと同様に生ゴミを発生源にする体長2～3mmのハエです。ショウジョウバエの恐ろしいところは、産卵から羽化するまでを約10日という短いスパンで行うので、発生源を処理しないとあっという間に大量発生してしまいます。
コバエの発生源を放置しない
上述したように、コバエは主に生ゴミを発生源にします。腐敗した生ゴミを餌にして、さらにその場で産卵もしてしまいます。そこで、キッチンの掃除は毎日行っているでしょうか。調理をした際に発生した生ゴミや食べ残しをシンクに流したまま放置することはとても危険で、夏場では一晩放置するだけで腐ってしまうこともあります。ここでは適切な生ゴミの処理方法について、ご紹介していきましょう。
まずシンクに流した生ゴミは、排水口のゴミ受けにキャッチされます。このゴミを処理すればいいのですが、ただ単にそのままゴミ箱に捨ててはいけません。それではコバエの発生源がキッチンからゴミ箱に移動するだけで、根本的な解決にはなりません。ゴミ受けに溜まった生ゴミは、新聞紙などに包んで水気を切りましょう。
生ゴミは水分を含んだままだと腐敗が進んでしまうため、この段階でなるべく乾燥させることが重要です。また、水気を切ったら最後にビニール袋に入れて、密封してからゴミ箱に捨てましょう。こうすることでゴミの臭いが漏れずにコバエが寄り付かず、万が一ゴミ箱の中にコバエが潜んでいても産卵できなくなるのです。
コバエの駆除方法
・殺虫剤を使用する
最も手っ取り早いコバエの駆除方法は殺虫剤を撒くことです。スプレータイプの物であれば広い範囲に簡単に撒くことができて、大量のコバエでも一掃できます。また、発生しそうなところにあらかじめ撒いておくことで、コバエの発生を予防することもできます。
しかし、キッチンは家族が口にする食材を扱う場所です。そんな場所で殺虫剤を使うことに抵抗を感じる方も多いかと思います。そこで、次からは殺虫剤を使わないコバエの駆除方法についてご紹介していきます。
・コバエ取りを使用する
コバエ取りとは、コバエが好む特殊な香りを漂わせて引き寄せ、近づいたコバエを粘着性の高いシートでキャッチするという商品です。置き型や吊るすタイプなどさまざまな形状があるので、キッチンのどこに置くかを決めてから購入しましょう。
また、コバエ取りはすべてのコバエに効果があるわけではなく、種類によってはまったく効果がない場合があります。たとえばベランダやガーデニング用のコバエ取りは、主に植物を発生源にするノミバエなどにしか効果がありません。なのでコバエ取りを選ぶ際は、生ゴミを発生源にするショウジョウバエなどを対象にしたキッチン用の商品を選んでください。
・めんつゆかお酢を使用する
殺虫剤は使用したくないけどコバエ取りもすぐに用意できないという方には、一般的に家庭にあるものを使ってコバエ取りを自作することがおすすめです。使用するものはめんつゆ、水、食器用洗剤の3つです。めんつゆの代わりにお酢を使用しても構いません。
まず使わないお皿に水を張り、そこにめんつゆを希釈量に合わせて入れます。最後に食器用洗剤を数滴垂らしたら、自作コバエ取りの完成です。これは、めんつゆの臭いに誘われたコバエが侵入すると、食器用洗剤に含まれる界面活性剤によって抜け出せなくなり、そのまま底に沈んでしまうという仕組みになります。
臭いが広がりやすくコバエを集めやすい様に、口の広いお皿を使うと効果的です。こちらのコバエ取りに即効性はないので、キッチン周りに設置して数日おきに様子を見てください。1週間程度の間隔で作り直すと効果が継続します。
キッチンのコバエ対策はしが水道職人へお電話ください
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